2月13日おやつファクトリー「生チョコラスク」バレンタインてなんだ?
今日からおやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)が始まりました。今月作るのは「生チョコラスク」。まずはバケットを1cmにカットしてバターペースト作ってぬって焼く。
焼いている間にお片づけ、次の作業に入る準備をします。
今日はふたりがキッズ(小学生のお菓子教室)からの進級組。高校生のおねえさんがいろいろ教えてくれます。
これだけでもおいしい。
ホワイトチョコとミルクチョコのガナッシュを作りそれぞれをぬって仕上げます。量が多いので場所が大変。先月のマラサダ(油で揚げる)より大変かも。今日の5名でも結構いっぱいいっぱいだったのですが、来週の2レッスンは7名。大丈夫だろうか…。レッスンはライブ、やりながらスタッフさんや生徒さんの意見を聞いて次の対策を考えます。
ひとつひとつ袋に入れてお持ち帰り。
ところでバレンタインて子どもたちの間ではチョコを配るもの、ではなくなって久しいです。
生徒さんたちに聞くと一応世の中チョコチョコ言ってるので、「バレンタイン=チョコ」という認識はあるそうですが、別にチョコをあげようとかは思ってない。「むしろチョコはかぶるから避けたい」とは高校生のあきこちゃん。
小学4年生のただしくんは、バレンタインは女性が男性にチョコをあげて告白する日だったというと「そうなの??」と。そう、子どもたちはもうそんなこと知らないんです。(大きくなると周りからの情報で知るようですが)
世の中のコマーシャルや仕掛けを見ているとどこもチョコチョコチョコチョコ。的を外してるとは思わないけどあれは虚構の世界に近くなってる。
子どもたちにとってバレンタインはお菓子を配る日。小さくたくさん作れて、他の人と差がつくようなものがいいんだそうです。「あ、これちょうどいいじゃん!」てただしくんが。はい、一応それ狙って今月はチョコラスクにしました。でも配らないで食べちゃうよねー。笑
それと今日もうひとつみんなに聞いたこと。「腑に落ちるって分かる?」
納得するってこと。先生や親に「ああしなさい、こうしなさいって言われて、なんでだろう?って思うことない?』って聞いたら全員が「ある。」と。そういう時どうするの?と聞いたら全員がなにも言わないと。腑に落ちないけどなにも言わないままそれをやるんだって。「どうして言わないの?」と聞いたら「そんなこと言ってないでやりなさい!」とかうるさいこと言われるからだと。小学校に入ると子どもたちから伸び伸びがなくなっていくのはなんで?と思っていたけど、たぶんこういうことだな。ああ、おとな反省しましょう。