お菓子を作る小学生 チョコムースとデコ大表彰、そして新年度準備編(ちかレポ)
みんな大好きチョコレート。でも小さい子には温度管理が難しいので、先生やスタッフがいい感じに調整して渡すなどすることもあります。今回は比較的簡単にできる、ココアパウダーで作るムース。先生のデモで8分泡立ててる間、みんなも作り始めましょう‥ってなったらもうカオス。一枚も写真撮れませんでした。
今回7人参加で、二人一組だと1名あまり、一人旅となるのですが、数年前は上履き忘れたショックで大泣きでレッスンしてたKちゃんが、粛々と丁寧にひとりで作っていたのをみて感動しました。お昼休みには先生と、同じクラスのSちゃんが最初はベビーバギーでスタジオに来てたんだよね、などと感慨深い話をしました。子供たちが育っていく喜びは、自分の顔にシワが増えてく悲しみを凌駕するってもんです。
今日は試食のときに、クリスマスのデコレーション大賞の表彰式をしました。先生が素敵な賞状と、手作りお菓子パックを渡してくれます。座ったまんま受け取ってるのがおかしかった。お姉さんたちも、デコ大入賞して何が嬉しいって、先生のお菓子もらえること、って言ってましたね。でも先生もおっしゃるとおり、これは単なる人気投票で、順位とケーキの出来は関係がないんです。当日の朝のやる気オーラ漲る表情、作ってるときの真剣だけど楽しそうな様子、周りの子を励ます声掛けのできる子なんかもいて。ぜひショートムービー見てほしいです。過去記事にあります。
帰る前に来年度作りたいもののリクエストを書いてもらいました。「ちょ、ってどうやって書くんだっけ」「作りたいやつのなまえわかんない」大騒ぎで面白かったです。名前のわからないものは図解してありました。丸いお餅のなかにいちごが入ってて、ちょっと開いてるんだって。
午後レッスン終わってから先生とスタッフ三人で来年度のメニューを決めました。中国ブーム真っ最中の先生が、あーだめだ全部中華メニューになっちゃうわ、いいかんじにおしゃれなやつ入れてあげてー、ですって。フランス菓子メニューは当事者であるスタッフの好みと、生徒さんからのリクエストで提出。無事に決まって良かったです。
来月は現学年で最後の月となり、キッズを卒業して次からはおやつクラスに入る子もいます。好きなことを長く続けられるってしあわせなことですね。
(坂本 知香)