お菓子を作る小学生 「デコレーション大賞」編
今年はどんなスゴいのが飛び出すでしょうねー、とスタッフMちゃんがニコニコしてる朝の準備時間。生クリームを泡立てて、一人分ずつ袋に入れたり、各自が持ってくる材料をミニマムに整理するために、プリンカップやタッパーを用意したり。それから先生と流れをシミュレーション。去年の記憶を辿ります。一年って早いけど忘れるのも早い。
最初にスタジオ入りしたのは体験参加の3年生ちゃん。美味しそうな苺とキウイをたくさん持ってきていました。他の生徒さんも続々と・・・あれ?なかなか集まらないな。結局全員がスタンバイ終わったのが10時15分でした。先生のデモはフェルトでできたケーキを使います。美しく平らに積み上げるコツなどを伝授。そしてスポンジにシロップを打つところからスタート。丸いケーキに外周から順番に円を描いて打つ人もいれば、適当にランダムに打つ人も。左から右、上から下に攻めるのがむらなくできる方法ですよ、と指南します。
終わったらいよいよ生クリームを絞ります。最初から勢いよくモリモリにする人、どうしたらいいか思案して手が止まってる人。基本的には好きにやってもらいたいので、事故りそうだと思った時だけ声をかけます。柊の飾りを外周より飛び出すように刺してるので、箱に入れるとき大丈夫?と聞いたら、大きな箱だから平気、だって。そういえば今回はとんでもない高さのケーキは無かったな。ポッキーを要塞のように突き刺すとか毎年1人はいたけど。
去年しこたま材料を持ってきたSちゃん、今年は点数も量も少なめです。「去年の優勝ケーキが、あんまりたくさん飾りを使ってなかったから。」ですって。傾向と対策、素晴らしい。そしてちゃんと入賞狙ってるところがカッコイイ。Yちゃんは上段の絞りに到達したところで、「えっ。これってめちゃめちゃセンス問われるやつじゃん。」だって。「絞り出しは先月のクッキーより生クリームの方がやりやすいでしょ。大丈夫よ。」と先生に言われ、あーそっかー、とサクサクやり始めました。とっても素敵じゃないですか。さすがだな。
一緒に作ってる仲間同士で、「マスカット余っちゃったな」「そこに乗せちゃえばいいじゃん」「わー素敵だねー」「それ何?クッキー?」とワイワイやってる姿にこちらも嬉しくなります。ケーキ作るのって楽しいよね。
全てのレッスンが終わったら先生がみんなのケーキの写真をUPしてくれます。どなたでも参加できるので、皆さんお好きなケーキに投票してくださいね。(坂本 知香)