「お菓子が作れる」は即戦力?│MF育ちの子どもたち

OG、OBのみんながミサリングファクトリーを卒業して、その後どのように成長しているのかを知るのはとても楽しいことです。

先日のOG会でみんなからいろんな話を聞き、(そういうことが役立っているのか)と教えてもらいました。

今回はプチ(未就学児の親子レッスン)から小学校卒業まで通ってくれたM君の話をお母さんからうかがったのでご紹介します。

去年の家庭科の評価が10段階の9でした。本人は何に頑張ったとか、自覚がないのに、なぜこの評価?と疑問に思ったそうです。後から教科担任に質問したところ「調理実習の後片付けが他の生徒より丁寧で綺麗だったから」と言われたそうです。「松本先生にたたき込まれたからね」「MF通ってよかったね」と話しております。

こんな嬉しいメールが届いたので、ブログで紹介してもよいですか?とお返事をしたら、もっと素敵なことを教えてくれました。

彼は小学生の頃から消防署が大好きで横浜市中の消防署を表敬訪問していたほどなのですが、高校生になって消防コースのある専門学校を目指しているそう。(好きを精一杯やってるってすごいな。)

そこで現役の消防士さんに「お菓子が作れるのは即戦力」と言われたのだとか。

お母さんいわく、「配属先にもよるけど勤務時間中の食事は隊員自ら準備するので台所仕事に抵抗がないのは採用率が高いとか??」とのこと。

なるほど、いつでも出動できる体制の消防士さんたち、「コンビニにちょっと買い物行ってくる」というのはできないのでしょう。そんなところでミサリングファクトリーで身につけたことが役に立つとはとっても嬉しいなぁ。

また、日頃気が付かないことを教えてもらいました。いつも守ってくれている消防士さんたちに感謝ですね。

日頃から、調理はもちろん素材を知ること、整理整頓しながらの作業、片付けまできちんとやることなどを子どもたちに伝えていますが、わたしが思っている以上に行きていく上で役にたつ機会というのは多岐にわたるのかもしれません。

子どもたちが自分の好きを通じて身につけたことはほんとに役に立つよということを世の中にもっとシェアしていきたいです。

エピソードのある方はぜひ教えてくださいね。メールお待ちしています♪

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