5月13日フランス菓子研究所「チーズのパウンドケーキ」全レッスン終了|お菓子教室

本日で「チーズのパウンドケーキ」レッスン終了です。

研究所という名前にしてから、本当に研究ができるなと思うことが色々出てきました。

研究員さんたちもなにかと「研究、研究」と言っています。

今回すごく大きな発見をしました。
フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ

実は、昨日のレッスンだけ全員が生地が分離したのです。3人が全員分離するというのは技術的なことではなく材料や環境の影響である可能性が大。外気温は確かに違うけどそれじゃなさそうだ。材料はもちろん同じです。なんでだろうなんでだろう?と思って、あることを今日試してみました。

 

原因は混ぜはじめのバターの温度。(たぶんね)
実は今回全レッスン、前日にバターを室温に出しておきました。昨日だけ朝来てから出したのです。作り始めの柔らかさは全然問題なく、冬ならこれより固いところから始めているよね、という硬さでした。今日は気温が低かったにもかかわらず分離は起きませんでした。

昨日ももちろん、作っている途中で、つど火に当てながら十分柔らかくしながら作りました。

でもやっぱり違うのですね。最初のバターの温度。これにより卵を抱き込む量が変わるようです。
フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ

フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ
「分離してもそんなに差はないんだよね。」というのがぶっちゃけな意見。もちろん食べ比べたら多少違うのでしょうけれども、若干固い、それくらいです。配合によっては普通に分離するものもありますし。

でも作る人としては分離しないで作れた方が気持ちがいいんですよね。
バターを十分に室温に置く。ぜひ試してみてください。フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ
ゆっこちゃんに教わった側面にきれいにアーモンドを貼り付ける方法。早速伝授しましたよ♪フランス菓子研究所 チーズのパウンドケーキ
さて、来月は季節のフルーツ(チェリー)を使ったタルト・スリーズを作ります。お楽しみに!

明日は、子どもたちのレッスンです。「新ジャガとスナップえんどうのキッシュ」←絹さやではなくスナップえんどうにしました。
来週土曜日のレッスンは空きがあります。単発のお申込みお待ちしています。