JICA横浜アフリカ女性起業家招聘プログラム2015参加しました。

昨日はアフリカビジネスウーマン招聘プログラムに参加しました。

去年は、スタジオに来て頂いてみんなでおまんじゅう作りをしたのですが、今年は光栄なことにアフリカと日本の女性起業家によるワークショップへの参加のご依頼。

場所はJICA横浜。場所は知ってるけど、初めて入った。
JICA横浜アフリカ女性起業家招聘プログラム2015

アフリカ側の参加者リストは送られてきたものの、もちろん知っている人はいません。笑
日本は誰が参加するんだろー。フェイスブックで2名の知り合いが参加することが判明したもののあとは謎に包まれたまま。

でも、会場に着くと、起業家仲間、行政の方、ライターさん、知っている人いっぱい。あーよかった。

今回は4つのグループに分かれてのワークショップ。同じグループになったのは、チュニジアのアマラさん、トーゴのニクエさん、セネガルのバレリさん、マダガスカルのヤナさん。それぞれの事業内容は簡単に書けないので省略(すみません…)。日本側は明日の株式会社の村尾さん、そして元NHKキャスターで子育て支援団体「まま力の会」の船本さん(と9ヶ月のKちゃん♪)7名に同時通訳の久美子さんというメンバー。

なにやるか分からず混とんとしているので、「取りあえず写真撮ろう!」とちょっと浮き足立ってる第4グループ日本チーム。

アフリカビジネスウーマン招聘プログラム2015

今年はフランス語圏の皆さん。去年のプログラムの時、「来年はフランス語圏の方を招く予定」と聞いていたので、「フランス語としゃべりたーい!!!呼んで下さいーーー!」と言っていたのですが、ほんとにその日が来るとは。そして1年あっという間。自己紹介をフランス語でしたら、みんなにほめられた!(フランス語が公用語のベルギーに2年ほど住んでました。注:だからといって話せるわけではありません。)
JICA横浜アフリカ女性起業家招聘プログラム2015

JICA横浜アフリカ女性起業家招聘プログラム2015

テーマについて、グループ内でそれぞれが発表していきます。自分の好きなところとか、人の役に立っていること、とか。最初はそれについて話しているのですが、話しは脱線して盛り上がる盛り上がる。「聞きたいことたくさんあるのよ!」「わたしもー!!」

かなりの密度の濃さだったので全部は紹介できませんが、一番印象に残った会話をご紹介します。
私が「皆さんは、エリートの方達ですよね。それぞれの国での貧富の格差についてどう思っていますか。日本も貧困層の問題があるのをご存知ですか?」と聞きました。まず「みんなが富裕層かどうかは分からないわ。」と。プロフィールを見るとそう思える!!!と日本チーム。「そんな皆さんをお招きする中で、もっと大きなビジネスを手がけている日本の女性起業家はたくさんいるのに、なんでこのプログラムにわたしが呼ばれたんだろう?って思ってるんですけど。」と言うと、側で聞いていた関係スタッフの方達まで大爆笑。

話しを聞くと、各国でこの招聘プログラムへの募集があり、応募した中から審査があって選ばれるのだそうです。だから国でトップとは限らないし、富裕層でビジネスをしているとも限らない。(各国の方同士ももちろん今回のプログラムで初めて会った同士です)ああ、そうか。そういうことか。すごく腑に落ちた。アフリカ側も日本側も規模に関わらず、社会に役立つビジネスに取り組んでる人を招いてるんだ。だからびっくりするくらいみんなが共通しているんだ。

家族を大切に思っていること、人との繋がりを大切にしていること、自分に自信を持ち尊重していること、他人に敬意を持っていること、勇気があること、世の中をよくしたいと思っていること、そしてなにより明るく楽しいことが大好きなこと。ソーシャルビジネスをしている女性起業家は、どこの国でも同じなんだ。考えてみれば当たり前のようなことですがとても嬉しくなりました。

去年はそこまで話しが出来なかったので、(国を代表するようなすごい人たちと行政官がうちみたいなちっちゃいとこなんか来て話しを聞いて参考になるのかな?)という思いがあったのです。ぐんと距離が近くなった感じがしました。

グループワークでは、全員が他の人の話を真剣に聴き頷き、「それは大事なことだわ。」と賛同し合い、会話にユーモアがあって本当に楽しかった。

最後は全員でこんなにリラックスした笑顔で集合写真。本当に楽しいエキサイティングな時間でした。
JICA横浜アフリカ女性起業家招聘プログラム2015

JICA、横浜市、そしてアイシーネット(プログラム運営)の皆さま、こんな貴重な機会をいただきありがとうございます。心から感謝しています。

来年も呼んでほしいーー!

帰りは、村尾さんとお茶をして日本で盛り上がりました。面識はあったもののじっくり話す機会がないまま数年。横浜も北と南だと案外接点がないもの。お互いのネットワークが少し寄り添い、ちょっと何かが始まる楽しい予感がします♪

(写真は、村尾さんが撮って下さったものを一部お借りしました。)


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