教室業古今、”私らしく”はやめようかな
教室を開きたいという方の話を聴き続けて約6年。たった6年の間でもどんどん変化しているのを感じます。
6年前の2010年といえばまだ日本でフェイスブックも始まったばかり。匿名が主流の時代でした。会社で仕事するのは本名ですから、お教室業もきちんと実名でやりましょう、顔も出しましょうとお伝えしていましたが、「名前を出すのは‥」「顔を出すのは‥」という方は少なくなかったです。
ところが今や名前を出すのは当たり前です。
顔写真は多くを伝えてくれるので皆さん積極的に顔を出されますし、より印象のよい写真を使おうとプロフィール写真を撮ったり、プロカメラマンにイベントの写真を撮ってもらったり、事業をしていく上で美しい写真というのも必須の時代になりました。この記事の写真はプロカメラマンの浅井芽美さんのもの。先日墨田区で行われた交流会かわゆい会議での様子です。すてきですよね♪
そして、もうひとつ。教室=サロネーゼというイメージが強い時代が比較的長くありました。
今はそれぞれの特徴を活かした多様なスタイルの教室があります。
ちなみにミサリングファクトリーは「体育会系」です。笑
以前は「うちはおしゃれなサロンじゃないから。」「テーブルコーディネートはできないし‥」ということを言う方が多かったです。好きな方、得意な方は良いのだけども、不得意な方がすでにやってらっしゃるエキスパートの方々の牙城を崩せるわけがありません。やる必要はないよとお伝えしていました。
「自宅教室とはこうでなければいけない」みたいな先入観にとらわれている方が多かった時代でした。そこで、自分らしい教室を、自分らしい事業をやればいいんだよと訴えるために、2年前から「わたしスタイル☓わたしビジネス」というキャッチコピーを使ってきましたが、ふと気がつけばまわりは「自分らしく」が主流の時代に。
「自分らしいってなに?当たり前じゃない。」
というご意見を聞いてごもっともと大きく頷いたのでした。
自分らしい事業を作るということ自体はもうベーシックです。その上でどんなキャッチがみんなに届くのかな。ちょっと考えています。やっていることは変わらないんですけどね。そんなわけで近いうちにバナーも取り替えようと思ってます。
きょうしつの学校開催、教室開業スクール名古屋開催。
どちらも参加者募集中。
「自宅で教室を始めたい。」
「趣味の教室をきちんとしたビジネスにしたい」
そんな方お待ちしています♪