高校の図書室カフェ☆親でも先生でもない大人とフラットに語り合える場「ぴっかりカフェ」行ってきた。

木曜日に神奈川県立田奈高校の「ぴっかりカフェ」に行ってきました!

ぴっかりカフェは毎週木曜日のお昼休みと放課後にオープンします。NPO法人パノラマさんが運営、多くのボランティアさんがお手伝いに来られています。みんなから寄せられた飲み物やお菓子で子どもたちを出迎えます。ミサリングファクトリーも毎月1回、教室の試作などで出たお菓子や、会員の皆さんにお声掛けしてお菓子を集めて提供しています。
ぴっかりカフェ集合写真
こんな感じー。

ドリンクは炭酸がよく出る。コーヒー飲む子はひとりだけ。冷蔵庫は司書室に小っちゃいのしかないけどもうすぐ大きいのを購入予定、お菓子はやはり一個一個になっているのが良さそうetcetc。現場に来ると分かることがいっぱい。

ぴっかりカフェ2

ぴっかりカフェ1
昼休みになると、この廊下をどどどーーーっとたくさんの子どもたちがやってきます。

ぴっかりカフェ3

ひょいっとのぞいて「ジュースもらえますか?」と聞いてくる1年生らしき男の子達。はじめての利用だったみたい。「どうぞ〜」というとペコリと頭を下げて入ってくる。もう!かわいいぞ!!!

今回はフランス菓子ステップアップコースのちえちゃんとふたりで、アイシングクッキーのコーナーを作り、放課後、来た子どもたちにやってもらいました。

ぴっかりカフェ4

クッキー作りながらいろいろおしゃべり。
「ねえ、なんて名前?」
「子どもいる?」
「うちもインコ飼ってる!」「何インコ?」「ふつうのインコ」「いや、ふつうのってないから。」 (セキセイインコだったことが判明)
「ウチのおばあちゃん55歳。」(まぢか!)

以前からクッキーやシフォンケーキを送っているんだよと言ったら、
「あれ?」「あれはまぢおいしかった!!!!」
「このクッキーおいしい!!」
「売ってるアイシングクッキーってさ、全然おいしくないんだよ。」
「すっごい高いのにぜんぜんおいしくないっ」
「これは美味しい〜。」

どの子もぴかぴかでかわいらしい。
ほんの数時間一緒にいただけだけど、すっかり馴染んでしまいました。
「何回かいらしているんですか?」と、どなたかに聞かれましたが、はじめてです。笑

ぴっかりカフェ5

ぴっかりカフェ7

図書室はたくさんの子どもたちであふれ、ギターやベースを弾いていたり、絵を描いていたり、友だちとおしゃべりしていたり、とてもつくろいだ空間でした。そしておいてある本はすごくおもしろそうなものばかりで、司書の先生が素敵なんだなと思いました。(実際にとても素敵な先生でした♪)

「ぴっかりカフェ」のコンセプトは「生徒たちのその後の人生の糧となるような文化的なヒト・モノ・コトに出会える場」。まさにそのまんま!こんな図書室が全部の学校にあったらいいのにね。

ぴっかりカフェ7

「ほんと楽しかったね!」「高校生ってキラッキラだよね!!」帰りの車の中でウキウキ大興奮。なにかを伝えようとか、役にたちたいとか、そんなんじゃなくて、同じ時間をただ一緒に楽しく過ごすのがいいんだよね、そんな話しをしながら帰りました。ちえちゃんは元高校教師で高校生が大好き。わたしたちのしていることはとても小さいけどそれでいい、ひとつの行動がまたなにかを変えていく。だから、ただ行動すればよい。考えていることが同じ人が身近にいると人は心が強くなります。今度はクリスマスに行く予定。

ぴっかりカフェではお手伝いの方を募集中。一度行ってみたい。話しを聞きたいという方はぜひお知らせください。
おやつも引き続き募集中です。詳しくはこちら>One Happy計画スタート!家庭で眠っている食材を寄付で役立てませんか?

■神奈川県立田奈高校ぴっかりカフェの取り組みについてはこちら
「高校内カフェって知ってますか?:”ぴっかりカフェ”にみる貧困の連鎖を予防する3つの機能」
■特定非営利活動法人パノラマ