お菓子を作る小学生 バター生クリーム不使用のチョコレートバー編(ちかレポ)

バレンタイン、なんか作った?と先生。8人の小学生、半分くらいが首を横に振り、もう半分は無反応。

手作りお菓子を配るのは、なんとなくむずかしい状況ではありますね。

わたしもごく近しい人に依頼を受けてザッハトルテ作っただけでした。

今日のレッスンでは、チョコレートの取り扱いについて学びます。

チョコレートが嫌いなものは二つあります。なんでしょう?

「お水」「熱」おお、さすが、ちゃんと知ってますねみなさん。

「お水もだけど、湯気も苦手ですから、あっためるときはボウルよりちいさい鍋を使いましょう。」と先生。

さらに、湯煎のお湯はボウルにつかないように。「沸騰したお湯は何度か知ってる?」高学年さんはちゃんと答えられます。低学年さんには難しいかも知れないけど、実体験で覚えたことって忘れないですよね。うちの生徒さんたちはみんな、小麦粉やチョコレートはそのまま流すと排水に詰まるから古布で拭き取るとか、包丁は切るものにあわせて使い方を変えるとか、クッキーを天板に並べるときは間隔を空けるときれいに焼けるとか、そんなことをするすると身に付けていきます。なによりも、道具やテーブルを汚さず整理整頓しながらお菓子が作れるようになるのが素晴らしい。今日のチョコレートバー、もし一般的な小学生がやったらもう、キッチンは大惨事でしょうね。もちろん、最初から綺麗には作れませんから、根気強く繰り返し指導です。おっとそのゴムべらそこに置くのちょっと待てーぃ、なんてね。まあ大体みなさんやらかすポイントは一緒ですので、そこを押さえればよいのです。歴史のあるお教室の強みですね。

溶かしたチョコレートにココナツオイルや刻んだビスケット、ピーナツを混ぜて型に入れます。細長い型に入れるのに、どうやったらこぼさないかな?というのも、アタマを使うポイントです。冷やして固まったら物差しで測りながら同じサイズになるようにカット。可愛いプリントのワックスペーパーに包んで完成。

来月はいよいよ年度末、これでキッズクラス卒業の子も。おやつクラスではもっといろんなお菓子が作れるので、楽しんでほしいなとおもいます。なんでもステップアップするのは大事。

ってことで、わたしは来月Aちゃんにエプロンの結び方を教えてあげる約束をしましたよ。(坂本 知香)

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