お菓子を作る小学生 黒ごま黒糖かりんとう編(ちかレポ)
さらさらさら、と黒ごまをプリンカップに計量。え、まだ?うわー、こんなに?なんとたっぷり20g。今月もふとっぱらなミサリングファクトリーです。
今日は3組6人のキッズ、このくらいが寂しくもなく過密でもなくちょうどいいし、何より本日は揚げ物なのでこれより多いとどきどきしちゃいます。10月のりんごの皮むきの次に緊張するやつですね。
かりんとうがおうちで作れるってはじめて知ったのは、鹿男あをによしっていう本を読んだ時です。主人公の同僚さんがなにかっていうと容れ物からかりんとうを出して分けてくれるんだけど、実はそれ、彼の奥さんの手作りだったという描写があるのです。
「小麦粉で作った生地を揚げるときは、かならずベーキングパウダーを入れます。じゃないと破裂しちゃうからね。」と先生。みんな真剣に聞いています。生地作りは混ぜるだけ、休ませて厚みを揃えてのしたり、均一にカットしたりがちょっと大変ね。
揚げる時も、ちゃんと温度と時間を計って揚げます。たくさんあるから2回くらいに分けて、少し低めの油でじっくり火を通すと、かりっとした美味しいかりんとうになります。
揚げながら先生が、「みんな、おやつはよく食べる?」と質問。「あんまり甘いものたくさん食べないようにしてる。」「おやつ食べない、帰ってきたら勉強してる。」意識高い系小学生。
最後は黒糖にお水少し入れて火にかけ、ぷくぷくしてきたら揚げたかりんとうを絡めてできあがり。「こんなにたくさん持って帰れるの?」と嬉しそうな様子が可愛らしい。測ったら、三組ともぴったり156gのできあがりでした。爽快。78gずつ仲良くお持ち帰りです。でも美味しいからあっというまに無くなっちゃうと思うよ。そしたらまた作ればいっか。自分で食べたいときに食べたいものが作れるのは素敵なことですね。(坂本 知香)