上位概念でみる、IoTの本質をさぐる
2月に開催したトークセッション「オープンイノベーションの真髄〜響く、認め合う、普遍に生きる」のあとに、合宿やろう!という流れになり、5カ月後の先週末、富士山麓の秘密基地で「IoTの本質をさぐる〜やりたい放題の人生」というテーマで会議をしてきました。
飯島ツトムさんをファシリテーターに「やりたい放題の人生」をひとりずつ話し、シェアしました。
例えばわたしは「もっと自由になりたい!」と話したのですが、それを実現するために今の生き方があり今の仕事があるので、上位概念で考えると仕事とプライベートに区切りがないのは自分にとっては自然なこと。普段なんとなく考えていることも、あらたまった場所で話すと、さらに考えがまとまりクリアになるのだなぁととても幸せな気持ちになりました。
そして最近よく聞く「IoT(Internet of Things)」という言葉。
IoTとは、コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、世の中に存在する様々な物体(モノ)に通信機能を持たせ、インターネットに接続したり相互に通信することにより、自動認識や自動制御、遠隔計測などを行うこと。(IT用語辞典e-Words)
平たく言うとなんでもネットに繋げて便利にしちゃおうということ。(はしょりすぎです。笑)
ITの技術の進歩は素晴らしく、使うと圧倒的に便利!ということがたくさんあり、わたしもそれを人に伝えることを仕事にしていこうとしているのですが、IoTは”もの”と”もの”を繋げる技術だけど”もの”の後ろにいる”人”を考えること。つまり人を繋げてこそのIoT。このように上位概念から見ていかないと本質を見誤るということでした。
人を幸せにしない技術は必要なんだろうか。小学生でもはっきり答えを知っているのでは。
IoTに限らず、この「上位概念からものをみる」という視点はどんな場面でも大切で、みんながこの視点にたってものを見るようになると世の中愛が増えていきます。
例えば、ピアノ教室を開業したいというテーマで考えると、
「ピアノ教室を開いて楽しさを教えたい」
↓
「自分の出来ること(ピアノ)で収入を得て歳をとっても安心して暮らせるようにしたい」
↓
「自分の活動を通じていろんな人と出会い社会に役立ちたい。そのためにまずは出来ることとしてピアノの教室をやる。」
こんな感じでしょうか。上位になればなるほど、広がりが出て、運もついてくるし素晴らしい人とのつながりも出来、自分自身の幸福度も上がっていきます。そして幸せな人が増えると世の中はよくなりそうですよね。
そのためにまず自分を大切に今を生きること、自分の出来ることを行動に移すこと。自分自身の内側としっかり向き合い心の声を聴くこと。
そしてそれを信頼できる誰かに話しシェアする。
わたしも今は仕事のミッションが明確で日々緊張感を持ちながらも楽しくやっていますが、心どこかにそわそわする感情があってなんだか落ち着かない部分がありました。今回の会議でそれがなんなのかがはっきり見えてとてもすっきりしました。話すこと、大切です。
わたしは遅れていったのでイントロダクションや全員の話を聞いておらず、最初から参加したみんなに比べて理解が浅いだろうなと思うけど、こういうのってその時間の話しで終わりではなく、日常に戻ってからの日々で理解が深まっていくものなのでそれはそれでいいのです。
そして10月にまたトークセッションを開催する予定です。前回もたくさんの方が参加してくださり、いろんな気付きを得たことを教えてくれました。またそんな場を作れたらいいなと思います。どうぞお楽しみに♪
富士山はちょっとしか顔を出してくれませんでした。最近富士山に縁がないなぁ。でもまた次回ー。
帰りは、コノハナサクヤビメを祭る新橋浅間神社にお参り。から〜の御殿場アウトレットで社会見学。笑
さて、今回のミーティングで私が得たテーマをこれから日々やっていきます。