紡ぐ〜被災地支援チャリティライブ「二胡＆キーボードwithベース」

人の輪ってどんな風に広がっていくんでしょう。それも同じことで共感できる人との繋がりです。

ちょっと長くなりますが、興味のある方はぜひお読み下さい。

教室経営者仲間のハリソン絢子さんが交流会を作りました。ただ、絢子さんとても忙しく運営が大変。私も交流会をやりたかったので、それじゃあ一緒にしちゃおうという話しになりました。それが交流会「Liberte〜わたしスタイル×わたしビジネス」のスタートです。

交流会の話をしたら、ソーシャルビジネスの中間支援を手がけるmassmass関内フューチャーセンターの治田さんが「うちを会場として使っていいよ。」と言ってくださり、Liberteはmassmassで開催することになりました。WWBジャパン起業スクールの仲間である岩本さんが、松本さんおもしろそうなことやっているね！とLiberteに参加してくれました。

そして治田さんが、お嬢さんが通うピアノ教室An Music Lab.の赤松靖子先生に「こういう交流会があるから参加してみたら？」と声をかけて下さって、赤松さんが参加。赤松さんと岩本さんがLiberteで出会いました。

岩本さんから南相馬の小学校でチャリティコンサートをやる話しを聞いたのはその後すぐ。「子どもたちにお菓子を持っていきたいから作ってくれないか。」とのことでした。その後、話しをしていくうちに、福島県は今回が初めて、小学校へ行くのも初めて。被災地支援を続ける彼女にとって、今回がとても重要なコンサートになるということを理解し、深く感銘を受けました。そして300人分のお菓子（今回は諸事情によりシュガープレートになりました）を用意する費用をどう捻出するかひとりで悩み、私費を投じる覚悟だった岩本さんに「だったらチャリティライブをやろうよ。みんなに協力してもらおう。」と提案しました。さらに伴奏にCDを使おうかな、ほんとは楽器がいいなぁと言うので「赤松さんに頼んでみよう！」と言いました。先の交流会で「なにか一緒にやりたいよね。」という話しをしたというのです。遠慮深い岩本さんに対し、松本はずうずうしいのです。その場でメッセさせました。笑

赤松さんは即快諾。彼女も、被災地のために何かをしたい、でも何をしたらいいかという想いをずっと持っていたといいます。「声をかけてくれてありがとう。」と言ってくれました。

「あなた、客寄せのためにベース弾きなさい。」と岩本さんに言われたので私もちょっと参加することになりました。

こうしてチャリティライブ「二胡＆キーボードwithベース」の企画は出来上がりました。

ミサリングファクトリーのサロンで開催なので、人数は25名くらいかな、と3人でそれぞれの生徒さんや友達に声掛けをしたところ、ありがたいことにあっという間に満員御礼。皆さんの思いがとても嬉しかったです。

そんなこんなで18日チャリティライブを開催することができました。

当日は終始温かい雰囲気で、私もとても幸せな気持ちで良い時間を過ごしました。

会場では、ソーシャルニットワーク（宮古のお母さんたちの手作りニット）の商品、お菓子の販売も行ないました。こちらもチャリティです。ちなみに岩本さんはずっとソーシャルニットワークのことも応援していて、今回の商品もすべて私費で買い上げています。利益ナシで販売しているのです。彼女のこういう本気の覚悟が人の心を打つのです。「岩本さんの頼みならなんでもやるよ！」という気持ちにさせられます。