お菓子を作る中高生 キャロットケーキ編(ちかレポ)
第3土曜日、午後は中高生のレッスン。
今日は3人でキャロットケーキを作りました。
人参をすりおろすのは結構手間がかかる作業。
でも、それさえ終わればあとは混ぜて焼くだけ。
クリームチーズのフロスティングを
美しく乗せるのがメインイベントでした。
パレットナイフでてっぺんを平らに
縁をぐっと立ち上げたスタイルにするのですが
力のかけ具合、クリームの乗せ具合、
ナイフの当て方など、なかなかのチャレンジ種目。
何回かやってるうちにだんだん綺麗に盛れるようになります。
「生クリームだとあんまりやり直しもできないから
こういう時に練習してね。」と先生。
わたしもナッペはあまり得意じゃないから
練習のために作ろうかな。
ただ食べたいだけじゃなくね。ホントだってば。
春から大学生になるMちゃん、今日が最後のレッスン。
小2から通っていて、今日を前にここ何日かは
最後なんだな、寂しいな、と思い続けていたのだとか。
ご挨拶にみえたお母様が、
「色々あったけど、どんな時も
ここにだけは行きたいと言っていたんです。」とお話されたそう。
そういえばうちのムスメも、高校受験、大学受験と
お菓子作りに行ってる場合でもないんじゃないかという時期に
ここに来ていつもの先生や仲間と一緒に
楽しくレッスン受けることで、いろんなバランスを
取っていたことを思い出しました。
「私が思っている以上に、Mちゃんにとって
ミサリングファクトリーが大切な場所だったのね。」と
松本先生も感動していました。
「フランス菓子のレッスン、もしタイミング合えば
参加してもいいですか?」というMちゃんに
「勿論いつでも来てね。」と先生。
大学生のMちゃんに新しい生活のことを
聞く日がわたしも楽しみです。
そうそう、Mちゃんが通う大学は
現役パティシエールのまゆちゃんの出身校であり
まゆちゃんはMちゃんのために
とても素敵な推薦文を書いてくれたのです。
きっとこの先ミサリングファクトリーの生徒さんが
同じ大学を志望した時には
Mちゃんが後輩のために協力してくれるに
違いありません。
いつの間にか「ミサリング枠」が
大学に出来ていたりしたら
なんだか愉快なことですよね。
(坂本 知香)