4月7日フランス菓子研究所「くるみとコーヒー」

くるみとコーヒーラストレッスンです。

大学受験を終えて今月からフランス菓子研究所に復帰のなぎちゃん、土曜日クラスのちかさんの2名というちょっと珍しいレッスンになりました。

なぎちゃんが久しぶりのレッスンだったのでふたりでのんびりでちょうどよかったと思います。

1年ぶりとはいえ小学生からずっと通っているのですぐに勘所を取り戻し、きれいに落ち着いて作っているのでさすがだなと思いました。

大事なのは、なぜそうするのかという理由を知っていることです。

例えばババロアの生地は40度でリキュールや香料を加えます。これは高い温度の時に混ぜると香りが揮発するからです。

次に生クリームを混ぜる時は生地温度を18度から20度に下げます。これは温度が高いと美味しくなくなってしまう生クリームを良い状態で混ぜるためです。

なぜだかわからないまま温度だけ覚えても深い理解に至りません。ちゃんとなんのためにその温度かという風に覚えてもらいます。他の工程もですね。繰り返し行うことでなぜそうする必要があるのかを理解します。

理論を理解していればブランクがあっても思い出すことができます。どんな学びでも定着が必要ですが、お菓子作りも同じです。

せっかくレッスンに来ているのですからそういうものをお持ち帰り頂きたいのです。

ただ混ぜて型に入れて焼くだけのレベルで良いならYou Tubeで十分ですもんね。

きれいにスムーズに作っているふたりを見て、きれいに作れるって気持ちがいいなぁとあらためて思いました。

これで今月のレッスンは終了!

来月は周年祭があるため、日程がイレギュラーです。

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