早春の伊豆高原「虹」へ

「虹」さんとは稲村ヶ崎にオープンした頃から、オーナーの蕗谷さんとは蕗谷さんが料理長を勤めていた鎌倉・鉢の木さんからで、数えるともう10年以上のお付き合い、5年ほど前からは虹さんのお節のお手伝いに生徒たちが行くようになりました。鎌倉だったのがずっと遠い伊豆高原になりましたが、昨年末も精鋭4名が派遣されました。笑

虹でみんなが蕗谷さんご夫婦と話している様子を見ると、本当に仲良くしているんだなと思いとても嬉しくなりました。食に携わる大先輩としても蕗谷さんからたくさんの教えを頂いているようです。このご縁はなにものにも代えがたいです。

桜の季節は桜並木が見事ということでちょっと期待しましたが桜には早かった。

広々とした気持ちの良い店内。大きな窓から海が見えました。夏は木々の葉が生い茂るので海は見えなくなるそうです。

季節の盛り合わせ 本当に美しい

献立

啓蟄 桃始笑 ももはじめてさく〜「桃始笑」は桃のつぼみがほころび花が咲きはじめる頃を表現する言葉で昔は花が咲くことを「笑う」といったそうです。3文字で表現される美しい日本語ですね。

椀物

割鮮に添えられたつま。つまの粋を超えていました。野草サラダ?柚子塩でいただくのがおいしかったです

割鮮

そして絶品の「名物 ごま豆腐」。蕗谷さんいわく「35年経ってやっと納得いくものになってきた」。私、このごま豆腐を食べ続けてきているのですが、今回の絶妙な硬さ具合、最高においしいと思いました。

揚げ物

桜餅を彷彿とさせる椀物。中は鯛です…(よね?)

そして〆のご飯。

青豆と桜のご飯

デザートはパフェ 私が最近フルーツパフェに凝っているのを知られたのでしょうか(違)

苺、小豆、白玉、アイスクリーム、クラッカーの食感がすごくよかったので、パフェ作りの際に真似しようと思います。

記念撮影 次回はお節の手伝いに来たい高校1年生からOGまで。卒業していった子も来てくれるのが嬉しいと蕗谷さんもおっしゃってましたが私も嬉しい。本人の近況もそうですが近年の飲食業動向などを聞けるのも勉強になります。

2月、3月と2便に分けたのは、虹さんの席数が10名のため。2便に分けても生徒さん全員には声がけができず、虹さんのお手伝いをした生徒、OGたちのみで行きました。本当は皆さんに虹さんを知っていただきたいのですがそこはどうにもならず、ブログでご紹介することで興味を持って虹さんに行ってくださる方がいたら嬉しいです。

(2月の様子は「伊豆高原「虹」ランチツアー(ちかレポ)」をご覧ください。)

インスタには動画をあげているのでこちらもぜひご覧ください。

備忘録

横浜から2.5〜3時間。
今回は踊り子号を使わず在来線でのんびり行きました。

伊豆高原駅からの足ですが、人数が多いためタクシー3台を確保できるか心配だったので駅前でレンタカーを借り2往復作戦。帰りは蕗谷さんが車を出して送ってくれました。

蕗谷さんによるとタクシーも捕まるとのこと。少人数だったらタクシーでいいかも。

行きはもちろん予約時間に合わせて直行、帰りもちょうど電車が来たので、お土産屋さんを見ることもなく、本当に食事だけしてとんぼ返りの小旅行でした。でもこうして世代を超えて話ができる機会はそうそうないので、たっぷりある電車時間の中でみんながいろんな話をしていたのでよかったと思います。

また行きましょう〜。

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