3月7日フランス菓子研究所「フレージェ」
作り続けたフレージェ、ラストレッスンです。
今回は工程が特別複雑というわけではなかったですが、時間のかかるケーキでした。なにしろ仕事が細かい。あと肉体労働。
木曜日クラスが最終レッスンになることは珍しいですが、皆さんぱぱっと動いてくれるので助かりました。途中「先生、休んでいてください」なんて言ってくれたりして。なかなか大変なレッスンだったので最終日は疲労困憊。連続5日間じゃなくてよかった。
ビスキュイは先月も作っているので今回はスムーズ。でもクレーム・パティシエールは忘れてしまっているのか?だいぶバタバタしていました。それでも仕上げてしまうところが長年のキャリア。さすがです。
今回はパティシエールの冷やし方を変更しました。ボウルに薄く貼り付けて氷水で冷やします。この方法のほうが楽ですね。今後もこれでいこうと思います。研究所なので思いついたことがあったらやってみる。良かったら取り入れるの繰り返しです。
昨日、今日は気温が低くバターを柔らかくするのが大変でした。バターを溶かさずにやわらかく練るのも技術ですね。
泡立てながら加熱するパータボンブも大変でした。今日「背が高い方がやりやすい」という声にはっとなりました。そうだった。背伸びしました。高いところから叩きつける方がかなり楽でした。最終日に思い出すなんて。
そんなこんなで難易度ちょっと高いクレーム・ムースリーヌ、今日は全員がいい状態で仕上げることができました。
そういうちょっと時間がかかる工程が多かったので、4時間レッスンになりました。でもあっという間。
最後の粉糖、今までのレッスンをみんなインスタで見ているので、「ストライプにします」「あれを使います」と決めてきている方もいらっしゃいました。
最後はかわいいから並べてみよう〜と記念写真。
なかない粉糖は終わっちゃったので、今日は溶けてなくなる粉糖です。儚いですね。
本当にこれは絶品のアントルメ。なかなか他では食べられません。「家ではつくらないよねぇ」とみんな。確かに大変。
生の苺が入っているので今日、明日には食べるのがオススメですよー。