12月のおやつファクトリー（中学生・高校生のお菓子教室）は苺のショートケーキ。

楽しみにしている生徒さんも多い人気メニューです。

意外に工数が多く、難易度が高いのですが、小さめケーキにすることで最後まで仕上げてもらいました。

今回のメインはビスキュイを作ることです。

ビスキュイとは別立てスポンジケーキのこと。卵黄と卵白を別々に泡立てて合わせていく作り方です。泡を潰さずにしっかりと混ぜることが重要。ホイッパーを使って丁寧に混ぜていきました。みんなちゃんと膨らみましたね。

焼き上がったスポンジをカットしてシロップを打ち、生クリームと苺で仕上げていきます。

生クリームはナッペ（塗ること）用と絞り出し用とで固さを少し変えます。

ナッペ用に泡立てた後、ホイッパーをそのままボウルに入れて置くので、クリームを取るのが少し大変ですが、道具を正しく使うとまわりを汚さず扱うことができます。きれいに作るが身についている生徒さんたちは当たり前のようにやりますが、これはかなり難しいのです。

道具や手がベタベタになるといろんなところが汚れて作業効率が落ちます。まずは汚さずに作れるようになることを目指すことが大事です。

生クリームも触りすぎると口当たりが悪くなるので、なるべく手数少なく仕上げます。

これもとても難しいです。慣れない作業ですががんばってもらいました。

生クリームと苺のシンプルなショートケーキ。簡単なようで技術の必要なケーキなのです。

今回使った苺は「とちあいか」身がしまったおいしい苺でした！

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