10月15日午前おやつファクトリー「アプフェルクーヘン」
りんごの季節ですね。
今月のおやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)では、アプフェルクーヘンというお菓子を作ります。ドイツ語でりんごのケーキという意味。要はりんごのパウンドケーキです。
基本の生地を丁寧に作り、りんごを1個贅沢に乗せて焼き上げました。
シンプルなだけに作り方が大切。バターベースのケーキは空気を含ませすぎると酸化し老化が早まります。
なので、ミサリングファクトリーではハンドミキサーやホイッパーは使いません。
木べらで混ぜるのは時間もかかりちょっと大変ですが、丁寧に作ることがおいしさにつながるのを実感できるのではないでしょうか。
乳化、酸化など理科で学ぶ現象が出てきます。お菓子作りは科学なんだよねという話もしました。
実体験で知ると学校で勉強する時に「あー、あのことか」って心に残りやすいと思うので、作り方の中に出てくる小・中学校で学ぶ理科や算数の話をするようにしています。
今回のりんごも毎年青森から送ってもらっている紅玉。今年もきれいなもぎたてりんごを送ってもらいました。おやつではまるごと剥いてカット。みんな包丁の扱い方はばっちりでしたね。
一日おいた方がおいしいお菓子です。明日以降に召し上がれ。