1月11日フランス菓子研究所「ケック・オ・ノア」

週明け中二日空いてケック・オ・ノアのレッスン再開です。

ミサリングファクトリーのレッスンでは、なぜそうするのかを理解することを求めています。「並行楕円(混ぜ方の一種)と言われたから並行楕円で混ぜる。」「3分泡立てるとレシピにあるから3分泡立てる」ではなく、なぜこの時並行楕円の混ぜ方なのか、平行楕円とはなにを達成する混ぜ方なのか、3分泡立てた時にどのような状態になっていることがベストなのか。そんな風に指導やレシピを理解して欲しいのです。やっているうちに「この生地は平行楕円で混ぜるべきだな」とか「同じように3分泡立てたけど、今日はちょっとメレンゲが固く仕上がってしまったな」と気がつくようになったら、そこから様々な場面で自分で判断することができるようになります。

包丁の使い方や作業まわりのスペースのとり方なども、心と時間の余裕のある時には見直しをしていきましょう。小さな積み重ねがさらなる技術向上につながるのです。

せっかくのレッスンですから、なんとなーくやるのではなく、意識を向けて取り組んでくださいね!全部だと疲れちゃうかからがんばり箇所を自分で決めるといいですよ。今日はゴムベラをもっとうまく使えるように意識してみよう、とかね。

デモなしだったので11時前には皆さんのケーキはオーブンへ。焼き上げてポンシュ(シロップを打つ作業)がありますが、12時前には完成。のんびし試食タイムを楽しみました。

新しい年のはじまりはこのくらいがちょうどよいですね。次回2月はちょっと大変なケーキになります。

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