11月4日フランス菓子研究所「カレ・アルザシアン」
パイ2日目。
最初に焼成用の成形の23×23の四角を2枚伸すデモを見ている時点でみんなもうため息をついています。
最初から大変がすぎる感じです。
パイは成形が大変。「パイシーターがあったらいいんじゃないか」という意見も出ました。はい、以前調べたことありますが卓上式で10数万円するんですよ。年に1回のパイレッスンのために買うには高すぎです。「パイのレッスンをいっぱいやったらいいのでは?」ってのんちゃん。そんなにレッスンして生徒さんが何人来てくれるというのでしょう。却下です。
ということで手で伸すしかないのです。「なんでパイレッスンになったんだろう」「もうやりたくない」「大変」「明日の人、ごめん」とみんなつらそうにパイを折っていました。特に今回は翌日分の生地を仕込んでいるのでみなさんプレッシャーを感じています。
あと、焼成がやたらややこしいのです。でも時間に余裕があるので割とスムーズにできていました。昨日の焼成から今日は少し工程を変えてみたところ、よい結果になりました。
そんなこんなで本当に大変なレッスン。今日の目標は昨日より15分短く4時間15分でしたが4時間20分。やはり時間がかかります。
しかし試食で「すっっっごいおいしい!!!!」とみんな大喜び。こんなに喜んでもらえると大変なレッスンをがんばった疲れも吹き飛びます。本当においしいんですよ。このパートフィユテ。残った生地を忘れる人は誰もいません。家に帰って端切れでチーズやお砂糖を乗せて焼いただけでもものすごくおいしいですからね。
またパイのレッスンをやるか問題。すごくおいしい食べたいでも作るの大変。なんかいい方法は。
今回教えたから、(家で)4折までした生地を持ってきてくれたら、パイのレッスンできます。けどまぁ無理ですね。
以前は人数が今ほど多くなかったのでがんばって生地を仕込んでましたが、もう無理。
パート・フィユテのレッスンっておそらく他のお菓子教室でもやっているところは少ないのではと思います。いやいや大変。
「10年に一度」なんて声も聞かれました。そんなに通ってくれてありがとうございます。笑
明日もお待ちしていまーす。明日は4時間10分でやりたいなー。(なぜ短くなる)
そうそう、ずっと立ちっぱなしなので寝る前にヨガをお勧めします。