8月5日フランス菓子研究所「エクレールキャフェ」
エクレールキャフェのレッスン3日目です。
今日はパータ・シュー生地が全体的によく膨らまない現象がありました。生地に入る卵の量がだいぶ少なかったのですが、やや固めでももう少し卵を入れた方がいいかもしれませんね。また、混ぜ込みが足りないと卵が入らないのでその関係もあるかもしれません。
連日レッスンをすることにより、気温などで生地やクレームの状態が変わることがよくわかります。一定以上の水準の技術レベルを持つ皆さんが同じ環境、同じ道具、同じ材料で作っていますから、違いが出るとすると気温・湿度ですね。
普段、温度を計らないでお菓子作りしている方はピンと来ないかもしれませんが、お菓子作りは本当に温度の影響が大きいです。いつも同じ状態に作るためには、必ず温度をはかる必要があります。
エクレールキャフェの中に入るのは、クレーム・パティシエールとクレーム・オ・ブールをあわせたもの。しっかりしたクリームなので、上のフォンダンの甘さに負けません。味はバランスも非常に大事ですね。
今回のお菓子は比較的簡単(と言ってもハイレベルです)が、皆さんが作業台の上や道具を当たり前のようにきれいにしながら作業をしています。これも大変な技術なんですよね。すばらしいです。
明日もお待ちしています!