5月27日キッズファクトリープチ「バナナシフォンケーキ」│子どもの習いごと
シフォンケーキがだいぶ大変だということがわかって最後のプチクラス(未就学〜小学1年生の親子レッスン)。
…ていうか17年も子どものお菓子教室やっているんですけど、今年気がつくって。笑
いや、小学校も高学年になると全然大丈夫なのですが今年は小さい子ばかりなので大変でした。
卵を割って黄身と白身に分けるとか、そんなところはもう当たり前なのですがもっと細かい難易度の高いところがいっぱい出てきます。
シフォンケーキはタイマーで時間を計りながら次々に材料を入れていきますが、時間の足し算は3年生で習うそうです。つまりタイマーで時間の足し算しながら計るって難易度ウルトラC。
材料を数回に分けて入れる。3回なら1/3ずつ入れますがこれも難しい。だいたい最後に残った大量の材料をどばーっと入れます。回数というより一回に入れる量を少しずつっていうことなんだけどね。そんなことはわかりません。3回で入れろと言われたら3回で入れますね。
量りで重さを量る。出来上がった生地は二人分なので分割します。200gずつね、ということで量りながらあの真ん中に煙突のあるシフォン型に入れるのです。これも難易度C。
それに加えてシフォンケーキは最後までノンストップなのでデモンストレーションが長いのです。見ている方も大変。だから飽きるの前提。飽きたらどっか行っててもいいです。くらいの感じでやります。
先に「デモンストレーション長いからね。がんばって見てね。」と言っておきます。そうすると子どもたちは(そっか、長いのか)と理解するので結構みんながんばって見てるのです。知らされないまま延々とやっていうと(いつまで〜?)って飽きちゃいます。声がけの仕方って大事なのです。
プチクラスはお母さんが一緒なので、お母さんに注意点を理解してもらって、子どもたちは作業をしてもらいます。ある意味キッズクラスより教える方は楽です。お母さんがんばります。
そしてメレンゲをひっくり返してみるところ。
落ちないかな〜
落ちない。このドヤ顔。かわゆす。
女の子は冷静。えりなちゃん、あ、そう。って感じ。でも心の中では落ちない〜って喜んでくれている(と思います)。
ああ、大変だった。お母さんたちお疲れ様と思って、何も言わずちょっと良い紅茶を淹れて差し上げたら、「この紅茶おいしい!!」ってわかってくれて嬉しかったです。笑
子どもたちに無理をさせずのびのびやってます。お菓子教室が楽しいと思ってもらうことが一番。そうして積み重ねていくうちにひとつひとつとできることが増えていきます。集中できる時間も自然に増えていきます。
考えてみればこの日のプチは小1のおねえさんおやすみで、4歳になったばかりのふたりだったのですよ。4歳児も小学生も同じようになんでもできると思ってやっています。