3月1日フランス菓子研究所「フレージェ」

3月になりました。フランス菓子研究所のレッスンからスタート。今月は「フレージェ」を作ります。

ビスキュイザマンド(アーモンドの入ったスポンジケーキ)とクレームムースリーヌ(カスタードクリーム入バタークリーム)と苺のケーキです。

簡単な組み立てではありますが、クレームムースリーヌは非常に凝った作りです。

まずはビスキュイ。今回15cmの丸で仕上げます。周りの焼色をカットしたいので、ムースフィルムで調整して出来上がりは15cmより少し小さく。先月ココアのビスキュイで膨らみに苦労しましたが、今回はみんな十分に膨らみましたね。

いつもお願いしている八百屋さんがその時一番おいしいものを仕入れてくれます。今回の苺は「やよいひめ」。しかし今苺は種類が本当に豊富ですね。

苺はきっかり1時間、苺リキュール、マール酒(フォンドブルゴーニュ)レモン汁に漬け込みます。この漬け込み液がポンシュ。ほぼ酒…。オリジナルよりはるかに量を減らしていますが、アルコールに弱い人(私)は要注意案件です。

クレームパティシエールを作り、バターを混ぜ、パータボンブを作り混ぜます。こんな手間暇かけたクレームはなかなかお店では出せないだろうなぁと思います。

今回クレームパティシエールの冷やし方を変えました。ボウルに貼り付け、冷水を張ったボウルに浮かべて冷やします。ようは早く冷やせばいいのですが、この方が次にボウルに入れてほぐすんだから洗い物がひとつ減るのです。大正解。

同じものを作りながら(このやり方がいいかも?)と考えたらやってみる。これぞ研究所です。

パーツが揃ったら組み立て。やはり焼色がない方がきれいな仕上がりでした。

そして最後はステンシルを使って粉糖を振りました。自分で作ってもよしです。

3時間の予定でしたが4時間近くかかりました。

あとでみんなで振り返りましたが、端折れそうなところもなし滞ったところもなしスピードも速かったということで、このレッスンは度のクラスも4時間かかりそうです。

でもあっという間に終わったとの感想。楽しかったからですね。

明日以降もお待ちしています!

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