2月7日フランス菓子研究所「ビシュロン」

ビシュロン、ラストレッスンです。今月は木曜日始まりだったので水曜日クラスがラストレッスンとなりました。

このビスキュイは小麦粉が入っていません。ココアパウダーとコーンスターチのみ。グルテンフリーなのであまり膨らみません。生地温度を温める方法(卵白を冷やさない、バターを熱々で入れる)はいい感じでした。

ビスキュイを焼いて冷ましている間にコポー作り。今回様々な道具でコポー作りましたが、ピーラーが一番いいという結果になりました。ただし広い平面は削れないので使い方に少しコツが必要です。

クレームオブール作りも普段やっていないにも関わらず皆さんスムーズに作業していました。ムラングイタリエンヌに比べたら断然簡単ですもんね。

書き忘れたのですが、日曜日クラスの時、発酵器の設定温度が高すぎたようでクレームオブール用に温めていたバターが1/3くらい溶けてしまいました。バターは溶けると油っぽい仕上がりになってしまうのでバターを溶かさないように作るのがバタークリームの基本です。せっかくだから1/3溶けたバター入りクレームオブールで作ったクレームショコラの味見をみんなでしましたが、結果、あんまり差がなかったです。チョコレートのクリームだったのでわかりにくいというのもあるかもしれませんね。

いろいろ試してみたり、ハプニングからのリカバリーで発見があったり、研究所ならではのレッスンです。

発見といえば、今回声が出なくなってしまったので生徒さんにレシピを読んでもらいましたが、これちょっといい感じと思いました。読んでもらっている間に私がいろいろ準備作業ができるからです。来月からレシピは誰かに読んでもらう作戦やってみようと思います。

2月のフランス菓子研究所のレッスンはすべて終了。

来月もまたお待ちしています!

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