2月1日フランス菓子研究所「ビシュロン」

2月のレッスンがスタートしました。今月は木曜日スタート。

にぎやかな木曜日クラスが今日は黙々と作っているのでどうしたのかと思ったら、初日だから緊張するとのこと。

いつもは前にやっているクラスの様子を動画で見て、だいたいこんな感じかーと把握してからレッスンに来るのだそうです。「初日だと情報が少ない」と。なるほど。

まずはビスキュイ作りから。ココアの入ったビスキュイは膨らみにくいので普段以上に気をつけて混ぜていきます。1cmを3枚取ってほしいのですが、焼き上がりから7〜8mmカットに。しっかりした生地なので薄くカットしてもわりと大丈夫ですが、取り扱いは注意です。のんちゃんは結構膨らんで1cmいけそうだったのですが、8mmカットで切ったところだいぶ生地が余って勿体ないということで4段仕上げにしていました。4段仕上げのカット面見てみたいですね。

そしてチョコレートのコポー作り。これは厚手の板チョコレートがないと作れないのですが最近富澤商店では板状のチョコレートが売ってないんだよねという話をしました。ミサリングファクトリーではイル・プルー・シュル・ラ・セーヌの1kg板のチョコレートを使っていますから大丈夫ですが、家で作ろうと思うとちょっとね。コポーしたチョコレートは売ってありますが高いです。明治の板チョコで試しましたが薄すぎてきれいにはできませんでした。

硬いときれいなコポーにできないので発行器で温めておきましたよ。

それからクレームオブールをふたり一組で作り、クレームショコラを仕上げました。クレームオブールはだいたい仕込んでおくのでレッスンで作ったのは久しぶりでした。

そして温めたポンシュを打ち、生地をカットして仕上げていきました。

最後はコポーを上に載せて出来上がり。

このケーキ、実はチョコレートはあまり入っていないのです。なのでさっぱりと軽く食べられるのがいいんですよね。

3時間の予定でしたが、少しオーバーしました。3時間半のレッスンです。

明日もお待ちしています!

インスタに動画をあげているので、縦の方がいいかなと思い、今日は縦で動画を撮ってみました。でも縦って手元はよく見えますが全体の情報量が少ないんですよね。なんかもったいない、レッスンの記録にはやはり横のがいいかな。いかがでしょうか。

今日から4月の価格改定の話をする予定で金額を決めていたのですが、昨晩イル・プルー・シュル・ラ・セーヌから材料価格の値上げの案内が来まして、それが結構な金額だったのでちょっともう一度計算をし直すことにしました。原料価格の高騰だけでなくヨーロッパの物価・人件費の高騰、ユーロ高、そして円安による輸送コストの上昇とのこと。そうですよね…。いろんなものがどんどん値上がりしていきます。

生徒の皆さんには大変申し訳ありませんが、ご理解いただけると幸いです。

2月はメニュー決めもあります。来年度作りたいメニューもよろしくお願いします。

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