9月17日キッズファクトリー「葱餅」
今月のキッズファクトリーは「葱餅」を作ります。
「餅」っていうと日本人はもち米で作ったお餅を想像しますが、中国では、餅(bǐng)といって小麦粉などをこねて平にして焼いたものを言います。同じ字でもまったく意味が違うのおもしろいですね。
小麦粉にお湯を入れてベタつかなくなるまでこねます。大きな子は難なく作りましたが、最初ベタベタするのを気にせずどんどんこねていけばよいのですが、まだ力の弱い小さな子はちょっと悪戦苦闘していました。それでもひとりで作り上げます。
今回は、製菓技術の「のす」が出てきます。クッキーやタルトをのす方法です。きれいにのすための力の向きについて説明しました。
正しいやり方を覚えて、あとは何度もやっているうちに上手になっていきます。
今回は包丁も使うし、火も使います。菜箸でひっくり返すのも登場といろいろ難関がありましたが、なんとかみんな出来上がりました。
振り替えのため、人数が多くて目が行き届かないことがありますが、むしろその方がいいんです。いろいろ言われるより、自分でなんとかする方が子供にとっては嬉しい。出来映えより自力でやり遂げる経験を大切にしています。目に入るとつい言っちゃいますからね。
今日は葱が苦手な子がふたり。かおるちゃんは食べてみるといって試食して「気にならなかった」と。りほちゃんは匂いがする〜と言いつつも葱を切ったり焼いたりがんばって作業してました。ちょっとずつの成長が見られます。
昨日、ワックスがけをしてもらって床がピカピカになったのですが、誰も言ってくれなかったな。