11月2日フランス菓子研究所「シュトルーゼル」
フランス菓子研究所のレッスンは、生徒さんと一緒に作っていく感じです。こうした方がいい、こうするとどうかな?などなど。お菓子教室を始めたいという方にはとても勉強になります。
料理はタイムマネージメントを学ぶには最適です。自分ひとりで料理を作る場合より複数人で行動するレッスンの方がより多くの学びがあります。今、自分がどう行動すると全体の流れがスムーズに動くか、時間効率がよくなるか、とかね。毎回みんなで「今日のレッスンは○時間○分で終わった」などと話をします。早く終われた方が良いです。スピードを出せというのではなく、同じようにやっても時間の無駄が少ない方が早く終るという意味で、です。
フランス菓子研究所の生徒さんは、自分の判断で進行していかれる方が多いです。レシピという設計図がありますからあとはそれに沿ってどう進めるかを考えるのです。道具や場所は自由に使ってよく、いちいち指示を仰がず進めてくれるのが理想。
個々がどう判断しどう動くか。別に動かなくても怒られませんが(いや、若干怒られますかね。笑)、せっかくだからそういうことも意識してレッスンを受けてもらえると身につくものが多くなります。わたしも渡せるものが多くなります。
なーんていうとまた敷居が高くなるのですが、最初はもちろん指示されて動いていればOK。長く通っているうちにそうなっていくというお話です。新規会員募集中です!
ではでは、今日のレッスンです♪
生地の仕込みをしている間にりんごをむいてコンポートに。
コンポートは仕上がりに1時間以上かかるのですが、できあがってから冷まして詰めて…とやるとすごく慌ただしくなり、昨日は手が回らず若干焦がしたし。明日からはコンポートは仕込んで置くことにしました。りんご切って煮るだけなのでレッスン中に作ったものは翌日の分にまわします。(少し多めにできるのでレッスンで仕込まない日もでるかもしれません。)
りんごを切ってじっくり煮るだけです。
問題はこっち。生地ののし。寝かせた生地をうすくうすくのします。
ひろこさんののしがものすごくきれいでした。
「コツは?」申し送りを聞いたところ「打ち粉」とのこと。やはり打ち粉です。(昨日のメンバーも「打ち粉」と言ってました。)に
しかしこの粉を打つという作業は簡単なようでいて奥が深い。やたらいっぱい使えばいいというものでもないし、上手な人とそうでない人の差が大きいのです。最初は道具や材料に「使われている」のです、数をこなしているうちに、道具や材料を制することができるようになります。そこに行き着くには修練しかない。なんでもそうですね。
のした生地の上にガルニチュールを置いて巻き込みます。この巻き込みがまた人それぞれで。
風の谷のナウシカに出てくるあれみたいです。
巻きがゆるいと大きくなってしまいます。がんばりましょう。
「30cm長さが入る入れ物なんかないよね。」と話していたら、ひろこさんちかさんの持ってきた入れ物は入りました。勝利の笑顔。
明日もお待ちしています〜。
11月7日(木)空き1あります。作ってみたい方、ぜひどうぞ〜。
難しくないです。そしてとーーーってもおいしいです。