10月1日フランス菓子研究所「ラ・フュージョン」
10月だというのにまったくびっくりするくらい暑いのですが、スタジオのエアコンが壊れまして、今日のレッスンは、初日、ハード系、エアコン壊れてて暑い、使おうと思った量りがのせた途端電池切れ、天板とキャドルをのせて生地を計ろうと思ったら1kg超えで1kg計で量れない(スタジオには2kg計がひとつしかない)、キャドルをはめて生地を流し込みがすごく大変、バターやガナッシュを出すタイミング。あとなんだっけ。。。。とにかく初日故にいろんな不測の自体が起こりまして、大変でした。
生徒さんたちの状況判断力、解決力に大変助けられました。ありがとうございました。
お菓子作りはプロセス管理の鍛錬にぴったりです。プロセスがわかっていないとなにかが起きた時に判断・解決することができません。しかも待ったなしです。「脳トレになりますね〜」とかよこさん。はい、いつまでも若々しい脳を保つためにはお菓子作り…。
前置きが長いですね。みんなが知りたいのは今月のレッスンがどんな感じなのかということ。はい。
まずは抹茶のビスキュイを各自2枚ずつ、その後同じ工程でコーヒーのビスキュイをふたり一組で作ります。
今回も抹茶は宇治すみよ園「法寶華(ほうそうげ)」おいしい抹茶です。
ほんとに写真撮ってる余裕はありません。慌ただしいのですわ。
続いてムラングイタリエンヌ。こちらもふたり一組。キャラメル色にしたシロップで作ります。薄い黄色くらいに焦がすのですが、二組だいぶ違う色ができました。あまり濃い色にするとアーモンドの香りが生きません。
難易度の高いバタームースを作り、組み立てます。
ここまでであこちゃんが「あんまり大変じゃないですね」発言。
「わたしが大変なのー」で一同爆笑。いや、初日は本当にひとりで緊迫感溢れているのです。
しかしこのあとの上に載せるガナッシュが大変でした。
これは仕込み済みのガナッシュを15分〜20分出しておくとやわらかくなるはず…。今日はエアコンきかないのでスタジオ内暑い。ぜんぜん余裕でやわらかくなると思っていたのに、やわらかくならない。
無理やりしぼろうとすると大変なことになります。ルセット(レシピ)には練ってはならないと書いてあります。これでみんな四苦八苦。時間がかかりました。
キャドルを持ってきてくださいと言ったのはこういうことです。1個のキャドルでは高さが足りないので、2個重ねるという無茶な設計。
キャドルがない場合はそれなりになんとか。。。
仕上がりはこんな。
3時間半の予定でしたが、着席したのが2時半でした!
でもおいしい。そしてこの美しい段々仕上げにうっとりします。
今日の評価では、上のガナッシュ(とココア)が強すぎるので量を減らしたほうがいいということでした。
明日改良します。
スタジオにはキャドルが6個あります。なので4名レッスンだと2名の方が持ってきてくれると助かるです。3名の場合はセーフです。
iPhone11を買いました。これでレッスンの写真を撮ればデジイチ要らないと目論だのですが、やはりなかなかそういうものでもなさそう。ポートレートモードで撮るとボケ足が出ますが、接写ができないし、通常モードだとベタっとした写真。さらに撮ったあとの手間(パソコンに取り込んでブログにアップする)が別に全然楽じゃないのでこれは誤算だったかも。なんか写真ちっちゃいのは書き出しミス。
いろいろあってバタバタの本日でした。
明日は少し余裕があるでしょう。
問題のエアコンですが、夕方修理に来ていただきまして、通信エラーだけだったので直りました〜。よかった〜。明日は涼しい〜。
とはいえ、相当古いエアコンなのでいつ壊れてもおかしくない、来年には使われている冷媒ガスが生産停止になるのでそれで壊れたらもう直せないということで、動いているうちに対策を考えたほうがいいですよ、と言われました。。去年は冷蔵庫、今年はエアコンですか。長くやっているとこういうことも起きます。
そんなこんなでどっと疲れた初日。あと4日間ありますが最後はどうなりますか。皆さんのお越しをお待ちしています。
っていうか、涼しくなってー。(切実)