5月4日フランス菓子研究所「タルト・フォルモザンヌ」
12周年祭を終えて令和初のレッスンです。
今月のフランス菓子研究所は「タルト・フォルモザンヌ」。フォルモザンヌは”台湾風の”という意味だそうです。台湾がバナナの産地だから。今回は折角なので台湾バナナを用意しました。
最初はパート・サブレをのします。パート・シュクレと作り方は同じですが配合が違います。とてもやわらかいため成形が難しいです。「やわらかいのでなる速で」と言ったらみんな笑っていたけど、作り終わったあとに、「なにか申し送ることは?」と聞いたら、
「なる速で」
とのこと。笑
今日は冷房入れました。速くとわかっていてもさらに大変だったようです。ほんとにやわらかいのです。
生地を休ませている間にアパレイユ作り。ちょっと時間をかけて丁寧に作りましたが、それでも時間が余裕であまります。
やることもないので休憩タイム。
GW明け、なぜか皆さんお疲れ。GW大変で「仕事に行ってる方が楽」とのこと。お母さん、お疲れ様です。
パートを焼く時にタルトストーンを使いますが、高さのあるセルクルなのでたくさん入れるし、底がないので取り出すのも大変だし、ここちょっとポイントです。でもみんな散々やっているので問題なくできました。今回はアルミホイルじゃなくてクッキングペーパー使いました。
そしてバナナのキャラメリゼです。タルトリングより背が高くならないように、だけど小さすぎてもいけない。3cmカット。それをキャソナード(赤砂糖)でキャラメリゼして最後はラム酒をかけてフランベ。「これだけでおいしそう〜」と声があがっていました。しっかりキャラメリゼするのがポイントです。
空焼きした生地にバナナとアパレイユを入れて焼きます。
出来上がり。焼き立てを試食しました。味が馴染んだ方がおいしいかなと思ったけど、これ焼き立てでもおいしいです。
冷めたら少し温めて食べてくださいね。(でも冷たくてもおいしいけど)
周年祭があるので5月のレッスンは簡単なものにさせてもらってます。今日は試食までで2時間半かからず終わりました。
明日もお待ちしていまーす。