12周年祭を終えて

「イベントで一番大事なことはなんだと思う?」

「集客」

「そう〜」

「お父さんがいつも言ってる」

幹事の中学生のみようちゃんのご両親はダンススクールの経営者さん。前日にそんな話をしてました。

せっかく子どもたちが準備をしても、お客さんが来てくれなかったらスクールカフェは成り立たないのです。周年祭はミサリングファクトリーとお客さんと一緒に作り上げるイベントです。

12周年祭、たくさんの方にお越しいただき無事終了しました。

毎年GWは天候に恵まれ、周年祭の日に結構な雨が降ったのは1回だけ。

今年はちょっと不安定な気候。お客さん来てくれるかなどうかなと心配しましたが、たくさんの方が来てくださいました。子どもたちにとって貴重な経験の場となるこの日を一緒に支えてくださり、本当にありがとうございます。

毎年やっているとはいえ去年のことは忘れる大人と(笑)、変わってく子どもたち。今年の幹事さんふたりはスクールカフェ経験0でした。前日はバタバタなのですが当日は本当にみんなが楽しんで、お客さんのご協力もあり大きな事故もなく無事終了することができました。

12周年の今年はある意味原点回帰。ミサリングファクトリーファミリーの菓子販売、ワークショップ、そしてメインのスクールカフェで開催しました。

最後に音楽イベント「叩いて遊ぼう」は初めての試み。こちらは友人たちのサポートを受けて。

今年はグルテンフリーのデザートプレート。レアチーズタルトとチョコレートのパウンドケーキです。
アンケートでも「グルテンフリーがよかったです!」というお声をいただきました。

小さな子がトレーにのせたドリンクを持って人混みの中をかき分けていくのを何度も目撃。「人の後ろを通るときは失礼します。って声かけるのよ〜」ってヒヤヒヤしつつ事故が起こらない奇跡に場の力を感じたりして。

歴代幹事さん。

うちの子達のすごいのは先輩がでしゃばらないところ。大人にもなかなかできないことですが、サポートに徹してうまく動いてくれます。

今回特別に嬉しかったのは、以前通っていた子たちが何人も来てくれたこと。教室を辞めたあとはなかなか繋がりが持てないのですが、今回はみんなに一斉メールをしてみたのです。そのメールを見て懐かしく思いわざわざ来てくれたことに感激。「OG会を作ったのでLINEグループに入る?」と聞くとみんなが「入りたい!」と。

​小学校6年生まで通っていたまりんちゃん。今は高校生。

子どもっていろんなよろいをまとう前の人間の本質的なところだけで存在しているわけで、そういう時代を知っているわたしたちは100%の信頼でその子を見ることができるのです。大きくなって、大人になって、人生いろんなことが起きるけど、そんな風に受け止めてくれる大人がいる場所があるってすごいことなんじゃないか。

そんな場であり続けるために、ミサリングファクトリーはこれからも続いていきます。

反省会をして次につなげます。

中学生のふたり、本当によくがんばりました。

裏方として支えてくださる大人の生徒さんがいるからこそのスクールカフェ。支えられていい経験をした子どもたちは「今度は自分たちが力になりたい」と思ってくれます。これが良い関係性を築いていくために大切なこと。ひとりではじめたお菓子教室は18年(開業前のプレ教室から数えて)で、こんな大きなイベントをみんなが楽しみながらできるようになりました。ひとりひとりが力を合わせること、時間をかけた関係性の重みを感じます。ありがとうございます。

「ミサリングファクトリーのメンバーでよかった。」「ほこりに思ってます」そんな声をあらためて聞かせてもらえる特別な日。幸せな一日をありがとうございました。これからも共に成長していきましょう。

☆12周年祭出店

アイシングクッキー&シュガー教室「アコルネ」
まるまるキッチン

tamatama(お菓子・小物販売・がま口チャームワークショップ)

アトリエ結心

まくとぅーぷ(カップケーキワークショップ)
*アトリエ結心は自店製造、その他は焼き菓子製造許可を持つミサリングファクトリーにて製造しています。

☆協力

ペップ音楽教室(たたいて遊ぼう)

チャブダイカフェ(スタッフお弁当)

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