10月3日フランス菓子研究所「タルトオニオン」
10月のレッスンスタートです。まずはフランス菓子研究所のレッスンから。
今月はタルトオニオン、玉ねぎのキッシュを作ります。お菓子屋さんが作るお惣菜をトゥレトゥールといいますが、キッシュはトゥレトゥール。お菓子ではないけどお菓子屋さんの領域です。
ミサリングファクトリーで作るキッシュは代官山イル・プルー・シュル・ラ・セーヌのレシピですが、世界一おいしいです(当社比)。なにしろ手間を惜しまない。そして材料も惜しまない。これは簡易版のキッシュには出せない味わいです。とはいえ家でここまでの材料を揃えるのはちょっと大変ですからレッスンで作るのがよいですね。
パータ・パテ(食事用のタルト生地)は仕込み済のものを使います。型に敷き込み1時間休ませている間にアパレイユ(中にいれるもの)作り。
サワークリーム、生クリーム、牛乳、卵、スパイス。1台に80g以上のサワークリームが入ります。濃厚でありながらこってりしすぎないのはサワークリームならでは。
泡立てないようにていねいに混ぜます。
そしてここにロックフォールチーズ54g。超高級チーズです。業者さんが「臭いんで」って袋を3重にして持ってきてくれました。笑
羊の青カビチーズ。苦手な人には厳しいのですが、これが玉ねぎのおかげで大変すてきなことになります。
そして玉ねぎ。薄切りにした玉ねぎをバターで30分以上ソテーします。お料理で時間をかけるってとても大事なこと。レンチンや圧力鍋とは旨味が違うので、ミサリングファクトリーとしてはここは端折ってはいけない部分。
でもみんなで30分炒めてると大変なのでふたり一組にしました。多めの量で作った方が焦げにくいし。
しっかり飴色になりました。そして油を切ります。こういう手間がひと味もふた味も違うわけです。家じゃこんなことしてられないかも??
目一杯入りました。
たまちゃん曰く「これをこぼさないようにオーブンに入れるのが今回最大の難所」←申し送りです。
空焼きしたタルトにアパレイユを流し込みます。割れているところから漏れるのでみんなでパテしているところ。
焼き上がり。一旦冷めてから温め直して食べるのがベストです。試食は13時ちょい前でした。3時間レッスンです。明日以降の皆さんお待ちしていますー。
7日(日)のレッスンに空きが1あります。まだ受付可能ですので作ってみたい方はぜひどうぞ♪