6月から田奈高校の高校内居場所カフェ事業「ぴっかりカフェ」へおやつの提供を始めます。

教室で作る試作やデモで残ったお菓子、ケーキを作った時に出るクラム（端っこ生地。これがおいしいんだ♪）をぴっかりカフェに送ることにしました。

さっそく1回目のおやつ。カフェで出してくださっている写真をNPO法人パノラマ代表の石井さんが送ってくれました。生徒達がとても喜んでくれたそうで嬉しいです。

「スタッフや学生ボランティアが、日常的な会話で、生徒に寄り添いながら、課題の発見や悩みや不安の解消し、進路未決定や中途退学をゆるやかに予防することを目的に取り組んでいます。」（NPO法人パノラマHPより）

高校の相談室というのは、悩んでいたとしてもなかなか行きにくい。でも、図書館がカフェで、普段からそこでコミュニケーションをとっている大人や先輩がいたら、なにかあった時に相談しやすい。卒業してからも行きやすい。そんな居場所作り、本当にすてきだと思います。もし自分が高校生の時にこんな場所があったら人生ちょっと変わっていたかも。そこでおいしいお菓子が食べられたら最高だ。

これは3年前、お腹が空いても食べられない子どもたちの存在を知ったとあるイベントから繋がっています。

2012年6月に書いた記事「佐藤初女さんのおにぎりとおにぎりクラブ発足」

3年前にはなにも出来なかったわたしも、今回ようやくひとつを実行に移すことが出来ました。

このようなユニークで貴重な取り組みに微力ながら関われることを光栄に思います。ぴっかりカフェは大盛況で、子どもたちのおやつドリンクの予算が不足しているとのこと。会員の皆さん、おうちで余っているドリンク、お菓子など、ミサリングファクトリーまでお持ち頂ければ一緒に送ることができます。皆さんのご協力、よろしくお願いします。

○NPO法人パノラマ
○高校内カフェって知ってますか？：”ぴっかりカフェ”にみる貧困の連鎖を予防する3つの機能（Huffingtonpost Japan）

レッスン以外のことがなかなか書けないのですが、ものすっごくいろんなこと考え、行動してます。

事業をやっていると、社会の様々な問題に目が向きます。問題があることは分かっても、では何をしたら？というところでつまずき、無力感を感じることもしばしばでした。

でも、今はいろんなことを経て自分軸が出来ました。自分に今出来ること、出来ないことを認識し、出来ることだけを実行する、至ってシンプルです。

出来ることは変化していきます。今出来ないことも、きっといつか出来るようになる日が来ます。そのために今を楽しく一生懸命やっています。

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