15周年祭感想。15年以上続いてきた中で生まれたもの育ったもの
3年ぶり開催の周年祭。2年休むとかなりハードルがあがります。
まず、現在イベントがどのくらい忌避されているのかが読めない。
お客さんは果たしてどのくらい来てくれるのか?
みんなに聞いても「…わからない」という声ばかり。
そりゃ分からないね。
デザートプレートをどのくらい作ればいいのか。予め来てくれる人数がわかればだいぶ読めるので、今回初めて「予約制」をやってみることになりました。
そして今回のデザートプレートを1,000円に決めました。前回が700円だったので大幅アップ。大丈夫かな?でも3年も空いたんだからチャレンジしてみよう!
お皿やグラスの選定、デザートプレートのデザイン、ドリンク。「1,000円の価値を感じてもらえる」ことを目指して幹事の3人が考えて決めました。
考案したバタフライピーラテ、コーヒーゼリーラテ、梅ハニージュースが人気で、たくさん出ました。
テーブルコーディネーターのなゆみさんにお願いするというのも幹事さんのアイディア。
大成功だったと思います。
やらされ仕事ではなく、自分で考えてやってみてその反応をもらう。これがスクールカフェの醍醐味なのです。
当日スタッフに入った子どもたちも自分なりに考え動き、時に失敗もあるけどみんなで助け合ってがんばりました。
一方、お菓子販売は大人の生徒さんが中心で、こちらも今回はギフトセットを作ったり新たなチャレンジをしました。(大人だってチャレンジです!)お菓子もたくさん売れました。
高校生以上の子供にはチャレンジのチャンスがあるので、やってみたい子は次回ぜひ挑戦してください。これは菓子製造許可を持っているミサリングファクトリーだからできること。なかなか他では経験できませんよ。
前日準備と当日の様子はこちら。
みんなが活き活きと動いているのが伝わってきますね。
歴代OGたちから教えてもらったのだけれど、スクールカフェの幹事経験は、大学や就職の面談時にとても興味を持ってもらえるとのこと。面接する側の方から聞いた話では、高校時代にがんばったことというと大抵の子が「アルバイトがんばりました」という中で、自分で主体的に動いてなにかを成し遂げた経験を持っているのは非常に評価されるんだそう。
そういう場を提供できていることがとても嬉しいです。
普段のレッスンの時からミサリングファクトリーが大前提としているのは、「子どもはなんでも自分でできる」ということ。だからなんでも自分でやらせることを大切にしてます。これが親だとなかなか難しく「まだ無理」「時間が」とか思ってつい手を出しちゃうんですよね。わかります。笑
「ミサリングファクトリーに預けていろいろ経験させてもらってることに感謝している」と親御さんたちから言って頂けるのが嬉しいです。
ミサリングファクトリーはお菓子を教えるところではなく、お菓子作りが好きな人(子どもも大人も関係なく)が一緒にいろいろ楽しいことをする場なのです。
ちかさんのレポート「15周年祭 繋がるDNA(ちかレポ)」もぜひ読んでもらいたいのですが、「スクールカフェ」を経験すると経験値が爆上がりするので、ぜひたくさんの子供達に参加してもらいたいと思ってます。あ、もちろん大人も。大変だけど子供たちと一緒にわちゃわちゃするの、すごく楽しいですよ。
こんな貴重な経験ができるのも、関係各位、友人、生徒さんのご家族、そしてOG・OB、OG・OBのご家族がお客様として来てくださるから。
「たくさんお客さんが来てくれるからこれだけ楽しいんだよ。普通はこんなにお客さんってくるものじゃないからね」と何度も子供たちに言いました。皆さんのご協力の元、成り立っている周年祭なのです。
「毎年楽しみにしています!」と言って来てくださる皆さんには本当に感謝しかありません。
今回も川名マッキー氏に写真を撮ってもらいました。大人の生徒さん始め、周年祭を支えてくださる皆さん、本当にありがとうございます。
15周年を終えて16年目に突入です。これから20年目に向かってコミュニティとしての新たな姿を目指していきたいと考えています。これからもミサリングファクトリーをよろしくお願いします。
★15周年祭のスクールカフェ、物販の売上からの寄付についてはあらためてご報告いたします。