3月16日おやつファクトリー「キャロットケーキ」

3月のおやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)はキャロットケーキを作りました。

人参をすりおろすのが大変。

そしてくるみとレーズンを刻みます。まな板の上がとてもきれいですね。

おやつファクトリーは中学生以上のレッスンですが、キッズ(小学生クラス)で半年以上レッスンを受けた後は5年生以上でおやつに進級することができます。なので小学生もいます。

高校生と一緒って小学生にとっては緊張するもの。中学生だってすごい大人なのにね。最初はとまどいながら、でもそのうちに自信をもって作業ができるようになります。先輩の姿を間近で見て、真似をしたり、自分も早くああなりたいという向上心はとても子どもを成長させるものです。年長者の子たちも後輩のお手本になるようにと丁寧を心がけています。それは自分自身の身についていくことでもあります。

そんな相乗効果で、小学生も中学生も高校生もみんなが上手になっていきます。これがミサリングファクトリーの特徴。ただお菓子を習う場所ではないのです。

キャロットケーキも上手にできました。パレットナイフを使ってクリームをぬるのは難しく、あまり出てくる作業ではないのでみんな不慣れ。でもまず道具の使い方を正しく学ぶことが大事で、それをきちんと見ています。あとは数をこなすだけです。
我流で上手にできちゃうこともあるのですが、やはり変な癖は直しておく方がよく、それを伝えるとちゃんと素直にやってくれます。

ミサリングファクトリーも地区センター時代から数えると18年。本当に層が厚くなってきました。
高校3年生で卒業していく子が多いのですが、今年は小学2年生から通ってくれたMちゃんが3月でおしまい。4月からは寮に入って大学生です。
毎月お菓子教室が楽しみだったと言って「ここ数日寂しくて寂しくて」って。お母さんも挨拶にきてくれてなんだか3人で泣いちゃいました。
私が思っている以上に、みんなの中でミサリングファクトリーが大切なものになっていることを感じる一時です。

でもさようならではなくて、卒業したらOGとして今後も関わってもらったりOG会開いたり。大人のレッスンもあるからスケジュールが合えばフランス菓子のレッスンに参加することもできます。
このように、卒業後もずっと関われる仕組みを作ってきました。
小さかった子がやがて頼れる大人になってミサリングファクトリーを一緒に作っていってくれます。
これからもよろしくね。

スタッフちかさんブログもご覧ください。 >お菓子を作る中高生 キャロットケーキ編

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