現在にとらわれずに先へゆけ☆澤上篤人氏による勉強会より

昨晩は「お先にね。会」。さわかみ投信の澤上篤人会長による勉強会です。

毎回、かっこいい大人になろう!をテーマに澤上会長の様々な話しを聞き、経済、経営のことはもちろん社会問題などを参加者が質問しそれに会長が答えるというスタイルのワインを飲みながらの気軽な勉強会です。

 

今回は、マイナス金利という状況の中、会長喜々としているんだろうなぁと思ったらやっぱり喜々としていらっしゃいました。笑

なんにも心配する必要はない。 が澤上会長の答え。
なぜなら、マイナス金利とかいって大騒ぎしてるけど、身の回りの生活はどう?なにか変わった?と。
そもそも経済ってなんでしょう。というところから考えます。

経済とは人々の生活、暮らしです。生活者は毎日温かいお湯の出るお風呂にも入るし石けんも使う。消費生活は変わらない。人々の生活がある限り経済は無くならない。だから経済はどうしたって動いていくのだから大丈夫とのことです。

ただ、淘汰はあります。どの企業が生き残っていくのか。わたしたち消費者は生き残って欲しい企業の商品を買うことで社会を支えていく存在。消費について一生懸命考える必要があります。

国連の人口推計によると2016年世界で人口は73億人。これが2050年には97億人になるそうです。24億人人が増える…。一日何人?桁が大きすぎて電卓出してもすぐに答えられない。笑

一日18万7千人、人口が増えていくという計算です。

すごい数ですね。

なので、世の中の需要は必ず増えていきます。

日本のような成熟社会を迎えた国は、必要なものはほとんど持っているので、購買力はあるものの耐久財の消費は減ります。起業家はこの購買力がどこへ向かうのかを考えることが一番大事なことだと会長が力を込めておっしゃってました。

考える。

 

「考えているようでみんな考えが足りないよ。」と

うーん、たしかにぜんぜん甘いんだよな。。。

 

毎回本当にいろんな気付きをもらい、姿勢を正したくなる話しをいただきます。

 

今回は日本の社会の貧富の格差の話しが登場。この問題は真剣に考えていかなくてはいけなくて、しっかり稼いだお金を困っている人たちに循環させるシステムを作っていくことが必要。さわかみ一般財団はすでにたくさんの取り組みに着手しておりどんどん先を行っています。

ともすれば日々の色々にとらわれてぐちゅぐちゅしてしまう毎日ですが、これがタイトルの言葉。
同じ土俵でやっていると叩かれたり、足を引っ張られたり、いじわるをされたり。そんな競争にとらわれずに突き抜けてしまえ!という言葉にびびびっと来ました。ずっと上に行ってしまえばそんなこと関係なくなる。そしてもっと楽しい競争があるんだよとのこと。

そうだそうだ。と思いつつ、まだまだ努力が足りない。上へ行く人はものすごい努力をしているんだよな。

澤上会長は、日本にかっこいい大人を増やしたいという使命でこんな勉強会もやってくれていますが、本当に澤上会長がかっこよすぎて毎回クラクラします。もう信者レベル。

しっかり稼いだお金を世の中に回していくかっこいい大人になるにはほど遠いんですけど、一歩一歩進んでいこうと思います。
 

毎回たくさんの方が参加してくださいますが、皆さん終わると興奮気味に「来て良かった!」とおっしゃいます。

机上の理屈じゃなくて、本当に現場を経験してきた人、今も現役だから会長の言葉には本当に重みがあるのだな。

 

マイナス金利については、わたしなんかは貯金もないので全然心配してませんが、銀行にお金を預けている人は預貯金のことは考えておいた方がいい。と、ここら辺はマイナス金利とか関係なしに会長はいつも言っておりますな。

 

お先にね、勉強会

次回開催は4月13日場所は半蔵門のさわかみ投信です。興味のある方はご招待しますので松本までお声掛けください。

 

そしてそして、さわかみ投信の上川さんによる「こどものための経済ゲーム」を今度ミサリングファクトリーでやります!

子どものころから経済の仕組みを理解してもらいたいという思いから生まれたカードゲーム。まだβ版でいろんな人にやってもらいたいということでミサリングファクトリーでも開催。

日 時 2016年4月13日(土)16時半〜 約1時間

対 象 中学生・高校生。親子ペアお勧め!

人 数 3名

場 所 ミサリングファクトリー

参加費 無料

参加してみたい方はこちらも松本までお知らせください。

*いずれもミサリングファクトリー会員さんのみとなります。


◆半年〜1年以内に教室開業を目指す方のためのファーストステップ◆
きょうしつの学校
2016年3月22日・29日(火/全2日間)開催
*音楽・フラワー・語学・アロマ・手芸など様々なジャンルの教室業をフォローします。*