バタークリームとアーモンド「オレンジのロールケーキ」

今週はフランス菓子教室ベーシックコースのレッスンがありました。

7月のレッスンは「オレンジのロールケーキ」。ジェノワーズという共立て式のスポンジ生地を作り、クレーム・オ・ブール(バタークリーム)を作り、組み立てます。

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このケーキには色んな要素が出てくるので、フランス菓子教室ベーシックコースの12回の中でもこれはなかなかハードなレッスンのひとつです。

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一般的なロールケーキは天板で焼きますが、これは四角いキャドル(角セルクル)と呼ばれる型で焼き、1cmの厚さにスライスして使います。なぜかというと、焼き面を使わないんですね。焼き色が付いたところは少し口当たりが固くなるのです。真っ白(というよりクリーム色?).に仕上がりきれいです、

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バタークリームって昔はおいしくなかったよねー。そんな話で盛り上がります。本物のバタークリームって、すっごい美味しいんですよ。まぁ、私はバター好きなので余計かもしれません。笑

それから、意外なところに皆さん感激してくれました。それはアーモンドの美味しさ。うちでは当たり前につかっているのですが、スペイン産のマルコナアーモンド。ほんとうにおいしいし、イル・プル・シュル・ラ・セーヌのものは厚みがあり品質が違います。
昨年スペインが大不作の年で、ただでさえ高いアーモンドがびっくりするくらい値上がりしているのですが…。材料の質は落としたくありません。

来年は値下がりしてるといいな。

来月のフランス菓子教室ベーシックコースは百花蜜のパウンドケーキです。こちらも本当に人気のパウンドケーキ。お楽しみに。