8月7日フランス菓子研究所「パリブレスト」
パリブレスト、ラストレッスンです。3名がほぼ同じスピードで作業が進んでいきました。片付けながらとか、ゴムベラの使い方とか、基本がしっかりできている方の作業はとてもきれいなので見ていて本当に気持ちがいいです。
パリブレストは絞り出しが3回出てきます。生地やクリームを絞り袋にきれいに入れるのはなかなか難しい技術ですが、繰り返し繰り返し行っていくことで手早くきれいにできるようになります。先月おやつファクトリー(中、高校生のお菓子教室)で同じように絞り袋に生地やクリームを入れる工程があったのですがみんなかなり苦戦していました。フランス菓子研究所の生徒さんたちのスムーズな作業を見ていると技術は積み重ねだなと改めて思いました。
今うまくできない生徒さんたちも練習を重ねて上手になりましょう。
クレームシャンティーは自由に絞ってもらいました。いろんな仕上がりができて面白かったです。
ところで、シュー生地を焼く時に霧吹きで水をかけるか否か問題というのがありまして、ほとんどのレシピでは霧を吹くとなっているのですが、実際のところ焼き上がりはほとんど変わらないのです。今回も若干腰高に焼き上がるかなぁなどと観察しました。ただ生地の柔らかさなどそれぞれが違うので、一概に霧吹きの効果とは判断しきれない部分があります。
日曜日の申し送りで、今日は半分はを霧を吹く半分は吹かないでやってみました。やはり違いはわからなかったのですが、あこちゃんに「食べたときの食感はどうですか?」と言われ、なるほどと思いました。試食の時に気にしてみると霧を吹いたものがさくっとしているように思いました。ただ、これも同じ生地で食べ比べたのではないのではっきりとはいえません。引き続き研究したいと思います。
これで8月のフランス菓子研究所のレッスンは終了しました。次回は9月お待ちしています。