4月3日フランス菓子研究所「くるみとコーヒー」
新しい年度がスタートです。気持ちをあらたに今年も楽しくレッスンをやっていきたいと思います!
最初のレッスンはフランス菓子研究所。今月は「くるみとコーヒー」というアントルメを作ります。
まずはくるみがたっぷり入ったコーヒー味のビスキュイ・ア・ラ・キュイエール。
今回、生地量が多いのですがなんとか2枚の天板でまとめられるように敷き紙の工夫しました。
また絞り出し生地なのでくるみが大きいと口金につまってしまいます。フードプロセッサーでくるみを砕いたのですが更に大きいのが残っていないかチェックしました。こういう下準備手間がかかりますが大事です。
あまりたっぷり絞ると最後生地が足りなくなるし、薄いと固くて割れるのです。ちょっとむずかしいです。アコルネのあこちゃんがきれいに絞っていてさすが。
ビスキュイはあっという間に焼けるので次にカット&ポンシュ。
きれいに切り揃えて型にはめ込んでいきます。くるみが入った生地なので側面もデコボコしがちです。14cm丸2枚取ったうちのきれいな方を蓋に使います。
ここまでが今回難易度が高いところです。大量の生地を1度に絞り袋に入れきれいに絞っていきます。これ、普段の基礎技術がないとなかなか難しいんですよね。
今度はアングレーズソースを炊き、分割してくるみのババロア、コーヒーのババロアに仕上げます。
作り方は簡単ですが、ゼラチン量が多めの生地なので作っている間にどんどん固まってきてしまうのです。ゼラチンが入ったらノンストップ、さらにスピードが要求されます。これもババロアの作り方の基本と基礎技術です。
先にくるみのババロアを作り。大混乱していましたが、理屈を理解しているので皆さん自力で進めていらっしゃって基礎力を感じました。
次にコーヒーのババロア。作り方は同じです。「もうわかった!」とのんちゃん。
ぱぱっと作って仕上げました。
ややこしいのはアングレーズを分割してから。グラニュー糖が3回出てきたりするので、なにをいつどこに入れるのか間違えないようにすることです。先に理解していればなんということもないし、難しくないのですが混乱します。
でも「楽しい!」ということでした。
出来上がったケーキはしっかりしているので、セルクルなくてもいいかもね、は申し送りです。
今日はさくらちゃんとのんちゃんが振替。珍しい組み合わせのレッスンになりました。たまにはシャッフルいいですね。
明日もお待ちしています!