7月3日フランス菓子研究所「バジルとヨーグルト」
今日で3日目のレッスン。今月のケーキは15cmサイズです。
フランス菓子研究所は4月から18cmから15cmにサイズダウンするものが増えます。原価の問題と18cmでは食べきれず大変という声も増えてきました。時代ですね。
ということで今月は15cmのセルクルを持っている方は持参してくださいとお知らせしたのですが、今までが18cmで作っているので15cmはどのくらいの方が持っているかな?と思っていたのだけど、今のところ、オトナはほぼみんな持っていました。15cmの底取れのデコ型でもOKですね。
オンライン化の流れでネット上にオンラインレッスンやオンラインレッスンを受講した人の情報が出てきて、色々新しい視点でお菓子作りを見ることができて非常に興味深いです。
例えば「粉を3回で入れてるけどもっと分けて入れた方が良いのかな?」という投稿がありました。今回のビスキュイ・ア・ラ・キュイエールに加える粉は44gですが10回以上に分けて入れます。粉は細かく入れるのが鉄則で、簡単に作るといっても5〜6回かなと思います。1度に入れるのは論外。理由は泡が潰れてしまうし、均一に混ざらないから。
理論で言えば、泡が潰れず均一に拡散されれば何回でもいいのです。
理想的なのは誰かに細かく入れてもらいながら混ぜるです。
理論を知りどこで折り合いをつけるかを自分で決めるってことなんですよね。
3回でもいいけど10回で入れると仕上がりが変わります。でも10回に分けて入れて何度も混ぜるということは混ぜの技術が正しくないと泡が潰れ生地の状態は悪くなります。
正しい混ぜ方を身に着けて何度も練習するしか無いです。それが技術というものですね。
オンラインで生徒さんがどんな風に混ぜているかまでは分からないよねという話。
実際に見ていても指導は難しいもの。
先生がやっているのをよーく観察して真似ることが大事だと思います。
今日のレッスン。のんちゃんが会心の出来!と大喜びしていてかわいかったです。
明日もお待ちしています。