5月16日キッズファクトリー「はちみつシフォンケーキ」
今月のキッズファクトリーは「はちみつシフォンケーキ」を作ります。
シフォンケーキは毎年1回やっているのですが、去年はやらなかったので2年ぶり。
粉ふるいです。きれいにふるえていますね。上手です。
instaTVに粉のふるい方動画をアップしているのでぜひ見てくださいね。きれいに速くふるいコツがわかると思います。
シフォンを作るのがはじめての子がふたり。まずは卵を卵黄と卵白にわけるところからです。
卵黄にはちみつを入れて泡だて、油、牛乳の順加え混ぜていきます。そのあと卵白を泡立ててメレンゲを作りあわせます。
八割方混ざったら粉を混ぜていきます。ハンドミキサーの羽根でぐるぐると混ぜると子どもでも失敗なし。初心者さんにお勧めの方法です。速すぎず、遅すぎず、混ぜる速さがポイント。
混ぜていくだけなのでシフォンケーキは簡単なのですが、子どもたちも見学していたママも「難しい」と言ってました。ちかさん曰く「一気に全部の工程をノンストップでいくので記憶のレンジ幅が小さい低学年の子には難しいのではないか。」とのことでした。全部を覚えきれないのであたふたしてしまうのですね。小学校高学年くらいになるとがんばれるようです。中学生以上は難なく作ります。なるほど。
さて、この仕上がりの差。左は普通の卵白、右は水様化卵白を使っています。水様化卵白とは、卵白のタンパク質を分解してサラサラの状態になったものなのですが安定した気泡を得ることができます。フランス菓子研究所では必ず水様化卵白を使います。子どものレッスンでは卵白を水様化させるのが難しいため、普通の卵白でやりますが、やっぱりだいぶ膨らみが違うんですよね。まぁ、仕方ないか。
グルテンをこねてふすまを作る一般的なシフォンケーキの作り方ではなく卵でふんわりと膨らます手法なのでとってもおいしいです。高さはなくてもね。
焼き上がったらひっくり返しておきます。こうしておくとつぶれにくいのです。
今日は贅沢にフランス産百花蜜を使いました。家に持って帰って食べるの楽しみですね。
この季節、シフォンケーキの保存は冷蔵庫です。焼き菓子ではないということも覚えておいてくださいね。