12月8日午前おやつファクトリー「クリスマスリースパン」
「
「甘いパンだと思っていました!」「玄関とかに飾るやつと思った」
今月は”クリスマスリースパン”。最初は飾りパンにしようと思っていたのですが、やっぱり食べられた方がいいよね〜と思い、クリスマスパーティにもぴったりのサンドイッチに変更。
食事パンにあうリーン(粉、水、イースト、塩のみのシンプルな生地)な生地です。あ、風味づけにバターがちょっとだけ入ってます。
やわらかい生地なのでこねがちょっと大変。
動画をアップしたら天然酵母パンとフランス菓子教室minaminaの山田美奈先生から「みんな、こねがとっても上手!」とお褒めの言葉をいただきましたよ♪美奈先生は先日のお菓子コンテストに審査員してくれました。いつもあたたかくミサリングファクトリーの子どもたちを応援してくれています。(ありがとね)
水分の多い生地は手ごねはちょっと大変。レッスンではがんばってこねますが、スタンドミキサーやフードプロセッサーなどの機械があったらおまかせしちゃった方が楽です。でも苦労した分、ふんわりおいしいんですよね。キッズファクトリー(小学生・中学生のお菓子教室)は小さな子が多いのでここまでやわらかい生地は作れません。おやつファクトリー(中学生・高校生)ならでは。手を出さなくてもみんな自力でなんとかしてくれます。
発酵させた生地を分割して丸め、リースになるように円に並べて更に発酵。最初のこねは大変ですが成形は簡単。あとは発酵器&オーブンにおまかせです。
と、ここまではよかったのですが、サンドイッチが案外大変でした。
発酵&焼成、そしてパンがある程度冷めるまで時間を要するのでその間に中にはさむものの準備。
ここはデモがなかったのでみんなにやってもらったのですが、簡単にはさむっていうのもなかなか難しいんですね。
見た目がきれいになるように、どういう順番でどのようにはさんだらいいのか。このような工程が料理はプロセスマネージメント力が養われると言われる所以です。今回はスモークサーモン、合鴨、クリームチーズだったのですが、先に鴨やサーモンを触ると手が生臭くなるのでクリームチーズから作るとか、最初に段取りを考えるときれいにスムーズに作業が進むのです。
今回は最初に試食分ふたつを各自で作ったので、そこで少し考えることができ、あとで自分のリースパンを仕上げる時はだいぶスムーズにできていました。やってみて考えて実行、修正する。PDCA(Plan Do Check Action)ですね。
試食の時にもちょっと話しましたが、膨大な量の宿題を出されれると提出が目標になってしまいます。肝心の内容に対する考察が十分になされないくらいなら、こうして好きなことをやりながら実践で地頭を鍛えていった方が結果として、なにかあった時に対応できる力がつくと思いますけどね。
なんてことをお菓子を作りながら考えています。
持ち帰りはこんな感じ。ちょうどいいサイズの紙皿を見つけたのでこれにのせてラッピングしました。真ん中になんか盛り付けるとよりパーティーっぽい感じになります。
来月のレッスンはお正月明けイレギュラー日程で、第2日曜日クラスは1月13日(月・祝)となります!お間違えのないようにいらしてくださいね。