11月10日午後おやつファクトリー「アンジェリーナ風モンブラン」

学生・高校生のお菓子教室おやつファクトリー定員は6名です。だいたい5名で開催することが多いのですが今月は振替や移動も多い。午前は3名、午後は6名でした。6名での「モンブラン作り」はなかなか壮観です。

粉を入れているところ。この容器の傾け方なんかもこぼさないように手早く入れるにはコツがあります。小さなところになにを入れるってこぼれやすいんですよね。

クリームや生地の集め方。これから絞り袋に入れますから、ボウルの端一箇所にまとめておくのです。これもなかなかできないものです。

焼き上がったダックワーズ生地。ちっちゃい方が作りやすい。これだけで食べてもサクサクおいしいです。アーモンドパウダーは生でも良いですがローストしておいたほうがさくっと仕上がります。

絞り出しも難しい技術です。どのように絞り袋を持つのかどこに力を入れるのか。きちんと基礎が身につくまでしっかり指導しています。できるようになるまで時間はかかってもできるようになればあとは楽々。

手の暖かで生クリームは状態が悪くなります。絞る時は持ち手に軍手をします。

絞ると中のクリームが減ります。上からひっぱっていつもぱんぱんの状態にして絞ると均一に圧がかかるのできれいに絞れます。

平面に絞るのと違い​モンブラン口金は難易度高いです。みんな「ふー」とか「あー」とか言いながら絞っていました。

今回は、都筑区で認定NPO法人あっとほーむを経営する小栗ショウコさんがレッスンに参加してくれました。これまでも何度かレッスンに来てくれていて、あっとほーむではショウコさんがミサリングファクトリーのレシピでシフォンケーキやガトーショコラを子どもたちのおやつに作ってくれています。モンブランも作る!って。あっとほーむの子どもたちが羨ましい。

お手製のおいしくて安心なおやつを食べられるということ。今はお菓子もいろいろなものが簡単に手に入る時代です。だからこそ「作り手が見えるものを食べる」という経験は子どもたちにとってすばらしいことです。家族以外にも自分のためにおやつやご飯を作ってくれる人がいることを知っている。その経験があるのとないのとでは随分違うように思います。
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ミサリングファクトリーの子どもたちにも言っているのですが、「お菓子を作れる」は実は生きていく上で大きな武器になるんです。おいしいお菓子はコミュニケーションツールとして最強。相手との距離をあっという間に縮めてくれます。ただ、ぐちゃぐちゃ不衛生はだめ。そういう手作りは嫌われることを知っておく謙虚さも大事です。

お菓子はレシピがあれば作れるというものではありません。レシピとは最低限の情報でしかないから。

道具や素材のことをよく知るともっともっとお菓子作りは楽しくなります。

せっかくお菓子作りが好きなら武器にできるほど、きれいに美しく作れることを身に着けましょう。

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