1月13日午後おやつファクトリー「チョコレートのパウンドケーキ」

1月13日おやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)午後レッスンの様子です。

おやつファクトリーは本格的なお菓子を作るのでデモンストレーションが長くなってしまうのですが、生徒さんたちは真剣に見てくれます。上手になる子(おとなもですが)、はよく見ています。自分もそうだったのですが、先生のしている作業を見ることで自分の作業と照らし合わせます。うまくできないところは(先生はどうやっているんだろう?)と考えます。先生のきれいな作業は(どうやったらあんなふうにできるんだろう?)と観察します。これが1回や2回見ただけだとわからない。見て、実際にやって、また見て、実際にやって。これを繰り返しある時(なるほど!)となります。

なのでちょっと退屈なところもあるのですが、デモンストレーションをよく見ることはとても大切。時間の関係上ちょっとやって、あとは出来上がりの生地と差し替えるというやり方もありますが、どの部分を見たいかは人によって違うので、最初から最後まで見せる(見る)ということはとても大切なのです。

「私語厳禁ですか?」体験参加のYちゃんのお母さんがレッスンを見学後におっしゃって、みんなで笑いました。ぜんぜんそんなことないんですけど、レッスン中はみんな真剣なので作業中におしゃべりしていることはないです。初めての人にはすごく緊張感があるかもしれません。

レッスンが終わったあとにいろいろ話をしてくれる子がいます。Rちゃんは辻口博啓さんの経営する製菓専門学校に行きたいと考えているとか。そんな話をしにきてくれるのも嬉しいし、わたしも勉強になります。その学校を知らなかった。なんと石川県。「金沢、いいじゃん!魚おいしいよ〜」と全然関係ないこと言いましたが、小学4年生の頃からずっと憧れているというのだから、それはすごく素敵なことだなぁと思いました。将来どうなりたいか、自分で考えていくためには、目標としている人がいることはとってもいいですよね。まだ中学生だけど今後その考えがどう変化していくのかも楽しみです。

そんな子どもたちの成長の物語もこれからお話し会で皆さんとシェアしていきたいと思っています。
『パティシエになりたい』という気持ちを大切にしてあげて、でもそれは=「パティシエになる」ではないかもしれな。でもなりたいものがあるというのは素晴らしいことで、それをどんな風に活かしてあげられるか、わたしは考えていきたいです。
今小学生のお子さんをお持ちの保護者さん、そして子ども自身にもきっと学びになることがいっぱいあります。

2月3日のお話し会、まだまだ参加募集中ですよー。