4月のラストレッスンです。苺の水ようかん。

最初にデモンストレーションを見てから実習します。

お鍋をぐるぐるするだけでおしまいのデモを見て、「これだけ？？？」「かんたん！」とビックリ発言をする小学生たち。

先月（どら焼き）大変だったからよけいそう感じたのか。「かんたーん」と自分たちの作業スタート。

でもやってみると火加減の調整とか、鍋肌を焦がさずに混ぜるとか、結構難しい。

簡単な作業だからこそ、そういうところに気を回す余裕ができるのです。簡単なものをていねいに作っていくことでいつのまにか作業がきれいにできるようになります。

そして難しい小さなカップに入れる作業。カップをどこに置くか、どういう風にお鍋を持つか、スプーンを持つか。どうしたらこぼさないようにきれいに入れられるか考えます。

小学生でも高学年になると、わたしの説明を理解し、すぐにできるようになりますが、小さな子たちはまだそういうことはできません。でも実際にやってみることを繰り返しできるようになっていきます。

苺の水ようかん。「おいしい〜」と子供たち大喜び。結構和菓子系がウケます。わたしも最近は和菓子が大好きなので、和菓子がたびたび登場。

 

今回はデモンストレーションのみのいちごジャムです。砂糖と苺だけで10分で出来ちゃう。いちごジャム大好きという子が多かったので、いちごジャム用の安価な苺が出回るこの季節にぜひ作ってみてもらいたいです。

フランス菓子研究所会員募集