3月17日おやつファクトリー「ポルボロン」│子どもお菓子教室
3月17日午後のレッスンはおやつファクトリー(中学生・高校生のお菓子教室)。
ポルボロンというスペインの焼き菓子を作りました。
作り方はシンプルでもうこのレベルの子たちには本当に簡単。きな粉とほうじ茶の2種類の味をどんどん作っていきます。
片付け含め作業スピードが速いので生地を寝かす時間が足りませんでした。ちょっとおしゃべりしたりして待ってみたのですが仕方ない若干やわらかいままカット&焼成。
充分に冷やすときれいな形に仕上がるのですがちょっとだれた仕上がりになっちゃいました。
中学生・高校生まで通っている子たちはなんにも言わなくてもきれいに作業をし道具を丁寧に使いきちんと片付けができます。社会に出た時に自分が身につけたものがとても大きな財産だと気がついてくれると思います。
OGのみんなが「ミサリングファクトリーに通ってよかった!」と言ってくれるのですが、自分が経験してよかったことを、今度は自分たちが教える立場でミサリングファクトリーに関わってみたいという流れがちょっと出てきました。これは私にとってものすごく嬉しいこと。今日もみんなにそんな話をしたのですが、「みんなもおとなになったらぜひそんな感じで関わって欲しい」と言ったら、キラッキラのまなざしで見てくれました。
子供たちが生き生きと過ごせる時間、楽しく過ごせる時間、一生の宝になる何かを身につける時間。単発じゃなくて長く通う会員制の教室だからこそ実現できること。お菓子教室に限らず、そんな子供たちの居場所が出来るといいなぁ。
わたしがそういうことを言い続けることで「やりたい!」と手を挙げる子が何人も出てきてくれるんじゃないか、そんなことを願ってます。
今日がラストの高校3年生のあきこちゃん、小学4年生から通ってくれました。最後までみんなに紅茶の淹れ方や準備の仕方を教えてくれていました。こうして次の世代に引き継がれていって、あきこちゃんは今度はOGスタッフとしてミサリングファクトリーに関わってくれます。
しかし今日は小学6年生がふたりいたのですが、高校生にまじって遜色のない作業をするさきちゃん、みんなよりはちょっぴり遅いけど自信をもって丁寧にきれいに仕上げるなぎちゃん。
ゆっこ先生が「え?小学生なんですか?????ぜんぜん中学生だと思ってました。驚」とびっくりしていました。そう、小学生でもこんなレベル。慣れないおとなよりも相当上手なのです。
ほんとうに仕上げが上手なさきちゃんのカット↓
笑顔があふれるミサリングファクトリーにしてくれるのは通ってくる生徒さんたち。
子供が大きくなって卒業しても遊びにきたり関わってくれる。私だけじゃなく、おとな会員のみんなもお姉さんOGも小さい頃から知っている子たちを自分の娘、妹のような気持ちで見守っています。
卒業した後もなにかあった時いつでも相談に来られる場所。これからも子供たちにとってそんな場所で有り続けたいと思います。
春はそんなことをあらためて考える季節。今日は本当にいいレッスンだったなぁ。
ご卒業の皆さんおめでとうございます。4月からの新年度も楽しくいきましょう。
新年度の子ども会員も絶賛募集中です!お菓子作りをしながらいろんな経験をしていきましょう。