がんばるをやめて見えてきたこと
あけましておめでとうございます。
お正月ぼけマックスで本日仕事始めです。
写真は箱根神社。箱根神社と九頭龍神社本宮に2016年が素晴らしいものだったことへのお礼と感謝のお参りをしてきました。もちろん世界平和もお祈りしましたよ。
2017年最初のエントリーなので、今年の意気込みを!といきたいところですが、今、全体的にゆるゆるな感じなので、去年の夏からやめた”頑張る”についてよいしょと書いてみたいと思います。
ミサリングファクトリーを開業したのが2007年。本当に多くの会員の皆様に支えられ、ご支援くださる皆様にかわいがっていただき、おかげさまで10年を迎えることができました。
そんなミサリングファクトリーですが、お菓子教室という形態ではあるものの私が目指していることは以下のふたつです。
ひとつは共通の趣味や思いを持った人のコミュニティにすること。もうひとつは個人教室を事業として確立すること。
ミサリングファクトリーは素晴らしい会員さんに恵まれ、周りからも羨ましがられるようなコミュニティになりました。もうひとつの目標はまだまだ道半ばですが、ミサリングファクトリーを10年継続でき、教室開業スクールを受講してくださった多く先生が教室業で活躍しています。そして次のステップとして、教室向けの顧客管理アプリの開発をし、交流会・勉強会をはじめました。またビジネスコンテンストでPRすることで個人教室業の社会的認知度の向上も視野に入れてます。
10年前からすればかなり進んだと自負する反面、売上、会員数的には大きな伸びもなく、10年かけてもこれだけかと落ち込むこともよくありました。
ですが、昨年、尊敬する方にぽろっと弱音を言ったら、「10年かかったからこそいいんですよ。」とにっこりされ、(あ、そっか)と憑き物が落ちたように気持ちが軽くなりました。
その少し前から、「頑張るのをやめる」を実行しはじめていたので、自分は自分でいいんだったとその言葉がとてもしっくりきたのです。
開業してから今までずっと頑張ってきました。最初の7年くらいは本当にがむしゃらに頑張ってきました。そんな風に頑張ってきたからこそ、頑張るのを止めた時、頑張ることの功罪がよく見え始めました。
頑張ることは悪いことじゃないのですが、因数分解してみると、「自己満足」「承認欲求」「思考停止」「身体壊す」「精神追い詰める」「演出」など、マイナスな要素もいっぱいあります。”頑張ればなんとかなる”という根性論に頼ってしまうことで、本質的な部分を見落としたり、周囲に圧迫感を与えたり、無用なリソース(時間や体力)を使ってしまうということです。
何かを成す時、わたしは0からしっかりとやるのが好きでした。”頑張ります!!”ってやつです。10くらいまで端折っても良いこともどうせやるならと0から始めます。
もちろん0からやった方がいいこともあります。頑張るを止めると「これは0からやらなくてもいい、これは0からやろう」という冷静な判断からものごとをはじめることができるようになりました。端折れる10は端折ったら余ったリソースで違うことができるのです。
結果、その方がずっと前進することを実感しました。
あー、こういうことね。
なんでもかんでも0から始めていたのはただの自己満足でした。出来る人からは当たり前のことだと思いますが、頑張り屋さんはなかなかその思考から抜けられないのです。
もしこのブログを読んで「自分も頑張るの止めてみようかな」と思った方のために、頑張るを止める方法をお教えしますね。
方法はとても簡単。「頑張ると言うのをやめる」です。
なにしろ骨身に染み付いている”頑張る”。止めるって言っても一体どうやったら止められるの?って最初私も思いました。深く考えずまずは言葉をやめてみましょう。生活はいつもどおりで大丈夫。いつもどおりがんばちゃってください。ただ、「今日もがんばります!!」とSNSに書きそうになったら(おっと)と気をつけます。他になんて表現があるかなぁ?なんて考えてるうちに頑張るはどっかへ行っちゃいます。
もちろんわたしはやるべきことは全力でやっています。でもそれを頑張ると言わないだけで、肩の力が抜け、頑張るのマイナス要素が程よい感じで抜けていくようになりました。
「頑張るを止めると破壊力を得る。」
これ、本当です。お試しあれ。
んなわけで2017年も、日々に感謝し、お会いする皆さんと楽しく過ごしたいと思います。
新年早々、変な内容のブログにお付き合いありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。
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