ありがとうで結ばれる優しい経済社会 -30daysblog・day24

毎年10月はりんごの皮むきをやっているので津軽の風丸農場さんからりんごを送ってもらっている。今年は11月のフランス菓子研究所のレッスンでもりんごを使うので2回に分けて送ってもらうことにしていて、今週の頭に第2弾を「24日着で」とお願いした。

ところが昨日はたと気がついた。週末のりんごを使うレッスンは24・25日。つまりりんごは23日着で送ってもらわないといけなかったのだ。間違えた。

24日のレッスンは午前中。青森から横浜だと前日出荷では午前着は間に合わない。22日の16時に連絡して24日午前着が間に合うか・・・。ダメ元で聞いてみようと、いつも担当してくれているYさんにメッセを送る。

「23日着のところを勘違いしていて24日着と伝えてしまいました。今から23日着は無理だと思うのですが24日午前着は可能でしょうか。」

Yさんからすぐに「やってみますね!」とお返事をいただく。夜になって「本日出荷間に合いました!明日届きます。」と。え、23日着にしてくれたの。驚

スタッフの方に伝えたところ、他の仕事があったのに無理やり出荷をねじこんでくれたとのこと。

とても嬉しかった。

杓子定規に「だめ」と言われることの多い今の世の中だから、なにかあった時に臨機応変に対応してもらえると、そのありがたさが心にしみる。もちろん間違えないように、相手に負担をかけないようにという心がけは大前提なのだけど、ぽかが許されない世の中は生きづらい。

売り手と買い手が、上下でも強弱でもなく、感謝で結ばれている優しい経済社会でありたい。それには消費者側が意識を変える必要がある。価格だけではなく、誰から買いたいかではないかな。

ちなみに今回送ってもらったむつ、めちゃくちゃおいしかったです。フランス菓子研究所の皆さんは11月のレッスンお楽しみに。

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