6月3日フランス菓子研究所「エルブ・ド・プロヴァンスとチーズのシフォンケーキ、パレ・コンゴレ」
6月になりました。フランス菓子研究所のレッスンからスタートです。
今月はシフォンケーキを作ります。以前甘くない「ケック・サレ」って流行りましたね。エルブ・ド・プロヴァンスとチーズのシフォンケーキは食事系の甘くないシフォンケーキ。砂糖は一切入りません。
そしてもう一品はパレ・コンゴレ。こちらの方が焼き時間が短いので先に作ります。デモンストレーションでまとめて生地を作りみんなで成形です。
初日のみんなには型作りの内職をしてもらいました。6.5cmのセルクルが必要です。牛乳パックとアルミホイルで。
生地ができたら型の中に入れて平らにのばします。丁寧に伸ばさなくても焼くと広がります。
計量はしっかりと。1個9gくらい。
パレ・コンゴレができたら、シフォンケーキ。
最初にガルニチュール(中に入れるもの)をカット。今回は玉ねぎ、ドライトマト、エダムチーズ、ベーコンです。
チーズやバターはチーズ切りナイフじゃないと危ないですよ。スタジオには1本しかないのでみんなで交代に使います。
あとは混ぜていくだけ。といってもシフォンケーキは実はなかなか難しい。まずは卵黄を泡立ててオイルを少しずつ入れてしっかり乳化させるのが第1のポイント。
途中はしょりますが、エキュモワールで混ぜていきます。粉をていねいに少しずつ混ぜ込むこと。
最後のガルニチュール。混ぜ過ぎ注意です。
ちょっとした混ぜ方で膨らみに差が出ます。本日のベスト賞はあこちゃん。きれいに膨らみました。
このシフォンはベーキングパウダーが比較的多く入る…といっても3.6gなので市販品よりはずっと少量ですが、まぁまぁしっかり膨らみます。型に油分があるとあがらないんです。シフォンケーキの型は洗剤でしっかり洗うことも忘れずに。
パレ・コンゴレ、冷めたらパータグラッセイヴォワール(コーティングホワイトチョコ)をぬります。でもパータグラッセはあまりおいしくないので普通にクーベルチュールチョコレートをテンパリングなしでぬっちゃいます。
今月のレッスンは2時間半くらいの予想でしたが、試食前12時半でぴったり。明日はもう少し早いかな。明日の皆さん、お待ちしています。