1月9日フランス菓子研究所「マニュ」

「​マニュ」の意味がわからないと昨日のブログに書いたら美穂さんが調べてくれました。

マルコナアーモンド(マルコナ種という品種のアーモンド)のことを弓田先生がスペイン語っぽく「マニュ」と言ったとか言わないとか。伝説レベルの話なので真意のほどはわかりませんが、もし本当ならそれいい加減すぎるだろといったところです。弓田先生のお菓子のネーミングは「不倫の味のひとつ」とか「暖かく身を寄せ合うマンゴーとチーズ」とか「早い春の陽だまり」とか、哲学的(かつ注文しにくい)なものと「抹茶」とか「米とオレンジ」とか手抜きすぎるだろというものとか極端ですが、「マニュ」ってば。

スペインはアーモンドの産地として有名です。マルコナという品種は甘みがありお菓子にとっても合うんです。特にイル・プルー・シュル・ラ・セーヌが直輸入しているマルコナアーモンドは本当においしい。このお菓子はマルコナアーモンドを使わないと「マニュ」ではないってことですね。

共同作業の時には、手分けして片付けもささっとしてくれる手際のいい生徒さんたち。

一度ボウルに移してよく混ぜてから分割するみほさん。さすが。こうしてムラをなくすとよりよいですね。ここら辺はもう自己判断でやっていただいてます。


エキュモワールの使い方が肝。

そしてきれいに生地をのばすところ。なんていうことはなく皆さんやってますがとてもむずかしいのです。

今回はクレーム・オ・ブールを作ります。いつもは仕込んでおくのですが今回は工数が少ないので作ってもらってます。冬はバターをやわらかくするのがちょっと手間ですがあとは勝手に冷えるから作るのが楽です。​


すべての生地とクレームが出来上がったら仕上げ。きれいに生地をカットすると仕上がりがきれいなのでていねいに。

冷やしかためてから型から外します。

​あこちゃんのケーキ。層がきれいに出ていて上手ですね〜。


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