12年目の始まり│ミサリングファクトリー11周年感謝祭お礼

ただのお菓子教室じゃなくて、みんなの拠り所になれるコミュニティを作りたい。ミサリングファクトリーを開業した時の思い。周年祭のたびにちゃんとコミュニティになっててすごいなぁ、思いって思うだけで叶うんだなと実証してきてるのですが、この11周年祭は特別な回になりました。

お菓子はアコルネtamatamaアトリエ結心まるまるキッチン、そしてミサリングファクトリーの5ブランドとなりました。

これは最初に焼き菓子製造許可が取得できる設備を作ったからできること。最初は自分で販売をやろうと思って許可を取ったのだけど2年目で早々にギブアップ。当時こんな展開は想定してなくて、でも”持っているもの”ってこうやって想像しない広がりが出てくるのがおもしろいなぁと思います。(関係ないけど昔取った初級システムアドミニストレータなんて資格も今とても役に立ってます。)

 

周年祭のお店作りは子供たちの仕事。POP、プライスカード、看板を作りました。

小学生ってすごいのね。「東日本大震災への募金をお願いしますって張り紙作って。」って言うといきなり本番の紙に書き始めてから「震災の”しん”ってどういう字?」とか聞いてきます。ふつう下書きとかしないか?笑 「ひらがなでいいんじゃない」と言いました。そんなわけでてきとうな感じの張り紙ができます。でもそれがミサリングファクトリーらしい気がします。

子供たちのお世話をしてくれるちえちゃんの背中には、ミサリングファクトリーが生まれたずっとあとに生まれたまいちゃん。カメラを向けるとほっぺに手を当てるポーズをするようになったんだって。赤ちゃんも成長してます。

スタジオの中ではオープン前の仕込みの準備。こちらは大人が中心。

まゆちゃんがOG参加。本物パティシエさんだよ。

中学生はミサリングファクトリーでは大人扱いの即戦力。なんでもできます。

オープン前最後の打ち合わせ。なにしろ年に1回のことなので去年のことは忘れてます。確認大事。

今回初参加のチャブダイカフェさんはおいしいカレーを提供してくれました。暖簾もきました。

スタッフのまかない弁当もチャブダイカフェさん。思えば数年前、スクールカフェのお弁当はひとり500円予算。500円で届けてくれるお弁当屋さんってなかなかないということをFBで書いたら「作ろうか?」と言ってくれて、みんなのお弁当を作って届けてくれたのがまえぞのさん。これで500円て神か!というすばらしいお弁当にみんなが衝撃を受け、それからミサリングファクトリーのメンバーとの関係の始まり、今もとっても仲良しなのです。去年まえぞのさんはご夫婦で弘明寺(横浜市南区)にチャブダイカフェをオープンされました。とってもおいしくてあたたかいお店なのでぜひみなさんも行ってみてください。

そしていつも協力してくれるカメラマンの川名マッキー。今年はパティシエの格好をしたPhotoBarをやってくれました。今やプロフィール写真を撮ってくれるカメラマンさんはたくさんいますが、表情の捉え方が超一級な方はぶっちゃけあまりいません。マッキーはそこのところのセンスと探究心がすばらしい。今回は「1ショットで決めるよ」ともはや達人の域でした。
残念なことに今回はあまりにもバタバタでPhotoBarのご案内が充分できず、来場していても知らなかった方も多かったのではと反省しきりです。マッキーごめんね。

お花もたくさんいただきました。ありがとうございます。

オープンと同時にたくさんのお客様がいらっしゃいました。

ホールスタッフの子供たち。オーダーを取ってご注文の品を運びます。一生懸命やっている様子がかわいくてお客様も思わず笑顔。

注意事項をちゃんと言わなくちゃとがんばる故のマニュアル対応なところがまたかわいい。

11時から12時が一番混み合います。少しゆっくりされたい方は来年はぜひ午後にお越しください。

うわさの苺パフェ。オレンジゼリーがいい仕事してました。予約で完売。

頼りになる卒業生がきてくれるのも周年祭の楽しみ。
3月まで先生をやってくれたかれんちゃん、4月からは社会人です。

次々来るお客様をスムーズに誘導してくれました。

ももちゃんがプチ(未就学児)時代に先生だったまゆちゃん。

ももちゃんが「まゆちゃん先生みたいになりたい」と憧れていた存在です。大きくなったももちゃんとの再会をまゆちゃんもとっても楽しみにしていました。すてきな関係です。かわいい2ショット。

今回はおとなの生徒さんが実行委員を立ち上げて開催する「文化祭」という形にチャレンジしました。なにしろ初めての試みでいろいろありましたがまずはなんでもやってみることが大事。そこからの発見や課題が次につながっていきます。

今回は「ミサリングファクトリーをたくさんの人に知ってもらおう!子ども生徒増やそう!」とミサリングファクトリーを思っていろいろ考えてくれた幹事のちかさん、ゆっこちゃんに大感謝です。
さっそく当日2名の入会申込もありました。具体的な動きももちろんですが、普段からみんなが、(ミサリングファクトリーの子ども教室はすばらしい。多くの子どもと親御さんに知ってもらいたい)という思いを持ってくれているから起こることもあります。思いは実現するなのです。

12年目を迎え「ミサリングファクトリーのメンバーでいられることが幸せ。」、生徒さんたちからそんな言葉を聞くたびに、目指したコミュニティが出来上がっていると感じます。これはもちろんわたしひとりで作れるものではなく、集まったメンバーの愛と力によるものです。どこへ行ってもミサリングファクトリーのメンバーはすばらしいと評価のお声をいただきますが、その称賛は全部あなた自身のものです。そしてこの環境と経験をぜひ自分自身の成長に活かしてもらいたいと願ってます。

いつもミサリングファクトリーを支えてくれてありがとうございます。

11周年祭、約150名の方にご来場いただきました。皆様、1日を楽しんでくださってありがとうございました。今年は収益より36,700円を全国里親会東日本大震災こども救援基金に寄付することができます。あらためてご報告いたします。

さあ、来年はどうなるのかなー。

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